構文 | object. WaitStatusTime [=100msec] |
データ型 | 整数 |
アクセス方法 | 参照/設定 |
設定値範囲 | 0~65535 |
初期値 | 5(500ミリ秒) |
対象エミュレータ |
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ホスト対話を行うメソッドで、処理開始のトリガがホスト状態変化となる場合、ホスト状態の継続を監視する時間を指定します。
値は設定、参照することが可能です。
「WaitStatusTime」の指定時間は100ミリ秒単位とし、0~65535の範囲で指定可能です。
0を指定した場合、メソッド呼び出し時の状態を確認してすぐに状態監視を完了します。
また、「WaitTime(メソッド応答待ち時間)」と「WaitStatusTime(ホスト状態の監視時間)」を併用するメソッドの場合、設定値が「WaitTime < WaitStatusTime」と設定されているとメソッドは必ずタイムアウトエラーを起こします。
キー入力の際の動作を例として、「WaitTimeStatus」の使用方法を説明します。
キー入力処理を行う際にはホストのキー入力可能状態を待機します。
しかし、キー入力可/不可状態が短い時間の間に繰り返される様な場合、キー入力可状態を確認しキーデータを送信しても、直後にホスト状態がキー入力不可に変更されてしまう可能性があります。
「WaitTimeStatus」を持ち、処理に必要な状態の継続を監視することで非同期に変更される可能性を持つホスト状態との対話を安全に行うことができます。