ディレクトリ認証機能を利用するための設定を行います。
管理ツールの管理情報を選択し、プロパティをクリックします。
[管理情報のプロパティ]ダイアログの[ディレクトリ認証設定]タブをクリックします。
ディレクトリ認証機能を使用する場合にチェックボックスをチェックします。ディレクトリ認証機能にチェックがされている場合のみ、ディレクトリ認証の設定が行えます。
ディレクトリ認証時に接続するディレクトリサービスを構成するサーバのホスト名、またはIPアドレスを半角換算1024文字以内で指定します。
空白で区切ることにより最大2台のサーバを指定することが可能です。複数サーバを指定した場合は先頭より順に接続を試み、最初に接続したサーバに対して認証処理を行います。
ホスト名またはIPアドレスの後ろにコロン(:)とポート番号を付ける事でホストごとにポート番号を指定する事ができます。
ポート番号の指定がない場合はデフォルトのポート番号(389,SSL使用時は636)を接続に使用します。
設定例)
hostA
hostA:100 hostB:101
注意
IPv6アドレスでの指定はできません。
ディレクトリサービスに対しディレクトリユーザの情報を問い合わせるための認証情報を設定します。
認証に使用するユーザDNとパスワードを指定します。
ディレクトリサービスに対し認証を行うためのユーザDNを指定します。
ユーザDNのパスワードを指定します。
確認のためにユーザDNのパスワードをもう一度指定します。
参考
ユーザDNとはユーザエントリ(ユーザオブジェクト)のDN(Distinguished Name)を指します。
Anonymous(匿名)による接続を行います。
注意
Anonymousによる認証を行う場合は、ディレクトリサービスでAnonymousによる接続を有効にする必要があります。
WSMGR for Webユーザの新規作成時、ディレクトリサービスへディレクトリユーザ名の情報を問い合わせる際にベース(ルート)となるDNを指定します。ここで指定されたDNより下位のユーザエントリまたはユーザオブジェクトをすべて参照します。
設定例)
ou=wsmgr, o=fujitsu, c=jp
なお、ここで指定したDNは、ディレクトリユーザ名の情報問い合わせ以外には使用されません。
WSMGR for Webのログインで使用するディレクトリユーザ名を格納する属性(ディレクトリユーザ属性)を半角換算64文字以内で指定します。
WSMGR for Webサーバからディレクトリサーバへの接続にSSLを使用し、暗号化通信を行います。ディレクトリサーバの接続にSSL使用する場合にチェックボックスをチェックします。