ページの先頭行へ戻る
WSMGR for Web V7.2 使用手引書L20

2.6 サーバ機能

WSMGR for Webのサーバ機能について概要を説明します。

●設定情報同期機能

WSMGR for Webではサーバとクライアント間で負荷分散装置を介した運用を行う場合、複数のWSMGR for Webサーバを使用するとクライアントからサーバの接続(ログオンなど)は、負荷分散装置により各Webサーバへ振り分けられるため、すべてのサーバでWSMGR for Webの設定情報を同一にする必要があります。
設定情報同期機能により、すべてのWSMGR for Webサーバ間で設定の同期、および自動更新処理を行うことができます。


●ユーザ情報一括登録機能

WSMGR for Webへのログオンやエミュレータを使用するにはWSMGR for Webユーザの設定を行う必要があります。
ユーザ情報一括登録機能は、通常は管理ツールにより1ユーザごと行う必要がある設定を、複数ユーザに対して一括で作成、更新、削除することができる機能です。


●ディレクトリ認証機能

ディレクトリ認証機能は、ディレクトリサービスと連携したWSMGR for Webのログオン認証を行います。
これにより、ディレクトリサービスによるユーザパスワードの一元管理とログオン時の認証強化が図れます。


●ユーザ操作履歴の記録機能

ユーザ操作履歴の記録機能では、接続中のエミュレータよりホストに対して行った操作履歴を記録します。
この操作履歴を参照することで、ホスト資産へ不正アクセスが発生した場合、ホストへアクセスしたユーザの特定や、不正操作されたホスト上の資産を特定するための情報を管理者が確認することができます。


●接続監視モニタ機能

接続監視モニタでは、ホストに接続中のクライアント情報をモニタリングすることができます。
管理者はどのクライアントがホストに接続中かを簡単に特定することができます。