本書の目的
本書は、ServerView Resource Orchestrator(以降、本製品)が提供するRORコンソールの操作方法について説明しています。
本書の読者
本書は、L-Platformを表示したり、テナント情報を管理したり、ダッシュボードや稼動状況を使用してリソースを監視したりする方を対象にしています。
また、上記操作を行うにあたり、サーバ仮想化ソフトウェア製品、Active DirectoryやLDAPなどディレクトリサービスの一般的な知識があることを前提としています。
本書の構成
本書の構成は以下のとおりです。
RORコンソールの概要を説明します。
RORコンソールのホーム画面について説明します。
ダッシュボードの操作方法について説明します。
稼働状況の操作方法について説明します。
L-Platformテンプレートの作成および管理方法について説明します。
L-Platform管理画面の操作方法について説明します。
申請一覧の操作方法について説明します。
テナントの管理方法について説明します。
アカウントの操作方法について説明します。
コマンドを使用したL-Platformテンプレートの登録および削除手順について説明します。
兼任管理者によるL-Platform利用申請について説明します。
兼任管理者によるテナント操作について説明します。
本書で使用する用語について説明します。必要に応じて参照してください。
本書の表記について
本書中の表記方法は以下のとおりです。
本製品の使用時に必要な基本ソフトウェアに応じて異なる機能がある場合、以下のように区別して記述します。
【Windows】 | Windows対応記事 |
【Linux】 | Linux対応記事 |
参照先は「 」でくくります。
画面名、ダイアログ名、メニュー名、タブ名、およびボタン名は[ ]でくくります。
ServerView Resource Orchestrator Webサイト
ServerView Resource Orchestrator Webサイトでは、最新のマニュアルや技術情報を公開しています。
本製品を利用する前に、ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照することをお勧めします。なお、ユーザー名とパスワードの入力要求があった場合は、ソフトウェア説明書に記載されているユーザー名とパスワードを入力してください。
URL: http://software.fujitsu.com/jp/ror/ (2012年12月時点) |
マニュアル体系と読み方
本製品のマニュアルには、以下のものがあります。必要に応じて、それぞれのマニュアルをお読みください。
マニュアル名称 | マニュアル略称 | 目的・用途 |
---|---|---|
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド | 導入ガイド CE | はじめにお読みください。 基本的な機能の利用目的や利用場面、製品の導入方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 インストールガイド | インストールガイド CE | 製品のインストール方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 運用ガイド | 運用ガイド CE | 構築したシステムの運用方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) | 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE | インフラ管理者および兼任管理者が利用するGUI(リソース管理)の操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド インフラ管理者編 | 操作ガイド インフラ管理者編 CE | インフラ管理者および兼任管理者が利用するGUI(リソース管理以外)の操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド テナント管理者編 | 操作ガイド テナント管理者編 CE | テナント管理者が利用するGUIの操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド テナント利用者編 | 操作ガイド テナント利用者編 CE | テナント利用者が利用するGUIの操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編 (リソース管理) | リファレンスガイド (リソース管理) CE | インフラ管理者および兼任管理者が利用するリソース管理のコマンド、システムが出力するメッセージ、トラブルシューティングを知りたい場合にお読みください |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編 | リファレンスガイド CE | インフラ管理者および兼任管理者が利用するリソース管理以外のコマンドを知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 メッセージ集 | メッセージ集 CE | メッセージに対して、具体的な対処方法を調べる場合にお読みください。 |
また、本書から以下に示すVirtual Editionのマニュアルを参照している場合があります。必要に応じて、それぞれのマニュアルをお読みください。
マニュアル名称 | マニュアル略称 | 目的・用途 |
---|---|---|
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 導入ガイド | 導入ガイド VE | 基本的な機能の利用目的や利用場面、製品の導入方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 インストールガイド | インストールガイド VE | 製品のインストール方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 運用ガイド | 運用ガイド VE | 構築したシステムの運用方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 操作ガイド | 操作ガイド VE | GUIの操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 コマンドリファレンス | コマンドリファレンス | コマンドの操作方法を知りたい場合にお読みください。 |
ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition V3.0.0 メッセージ集 | メッセージ集 VE | メッセージに対して、具体的な対処方法を調べる場合にお読みください。 |
略称
本書中の略称は以下のとおりです。
略称 | 製品 |
---|---|
Windows | Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard |
Windows Server 2003 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition |
Linux | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) |
VMware | VMware vSphere(R) 4 |
RHEL5-Xen | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86) Linux 仮想マシン機能 |
RHEL-KVM | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86) 仮想化機能 |
輸出管理規制表記
当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となります。
商標について
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft、Windows、Windows ServerおよびInternet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
VMware、VMwareロゴ、Virtual SMPおよびVMotionは、米国およびその他の地域におけるVMware, Inc.の登録商標または商標です。
ServerView、Systemwalkerは富士通株式会社の登録商標です。
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
お願い
本書を無断でほかに転載しないようお願いします。
本書は予告なしに変更されることがあります。
版数 | マニュアルコード |
---|---|
2011年11月 第1版 | J2X1-7613-01Z0(00) |
2011年12月 第1.1版 | J2X1-7613-01Z0(01) |
2012年1月 第1.2版 | J2X1-7613-01Z0(02) |
2012年2月 第1.3版 | J2X1-7613-01Z0(03) |
2012年3月 第1.4版 | J2X1-7613-01Z0(04) |
2012年4月 第1.5版 | J2X1-7613-01Z0(05) |
2012年10月 第1.6版 | J2X1-7613-01Z0(06) |
2012年12月 第1.7版 | J2X1-7613-01Z0(07) |
Copyright 2011-2012 FUJITSU LIMITED
追加・変更内容 | 変更箇所 | 版数 |
---|---|---|
RORコンソールの[リソース]タブの操作に関する記事を追加しました。 | 1.5.4 | 第1.1版 |
複数のリソースプールがある場合の使用率の説明を変更しました。 | 3.1、3.3 | |
L-PlatformとL-Serverの検索方法に関する記事を追加しました。 | 4.2、4.5 | |
構成情報の表示名の説明を変更しました。 | 4.4 | |
「論理ノード」の表記を「L-Server」に変更しました。 | 4.4 | |
RHEL-KVM対応の記事を追加しました。 | 4章、5章 | |
タスクの優先度の記事を追加しました。 | 7.1 | |
メールアドレスに関するポイント記事を追加しました。 | 8.3 | |
ダッシュボードのチャートのアイコンに関する記事を変更しました。 | 3.2 | 第1.2版 |
ダッシュボードのチャートの切替えに関するポイント記事を追加しました。 | 3.2 | |
節、項の構成を変更しました。 | 4章 | |
VMホストの稼動状況の表示の記事を追加しました。 | 4.1、4.3 | |
CI一覧の項目説明の表を追加しました。 | 4.2、4.3 | |
VMホストのネットワーク使用量の注意を追加しました。 | 4.3 | |
一括電源操作に関する記事を追加しました。 | 5.4.4.2、6.2.1、付録C | |
申請の状況確認に関する記事を追加しました。 | 7.1 | |
[フォーム]パネルの画面および記事を変更しました。 | 7.2 | |
申請の審査に課金の記事を追加しました。 | 7.2 | |
画面の登録日の日付表記を変更しました。 | 8.6、8.9 | |
L-Platform一覧のステータスを変更しました。 | 8.12 | |
画面の必須項目を解除しました。 | 9.2 | |
LinuxおよびRHEL-KVMの製品にRed Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2を追加しました。 | まえがき | 第1.3版 |
ダッシュボードの表示に関する注意を追加しました。 | 3.2 | 第1.4版 |
アラート一覧の表示に関する記事を追加しました。 | 3.4 | |
ユーザーIDの説明を変更しました。 | 8.7 | |
アラート一覧画面の詳細タブに関する記事を追加しました。 | 3.4.1、3.4.2 | 第1.5版 |
アラート対処に関する注意を追加しました。 | 3.4.3 | |
CSV出力の表で、「sdattim」の説明に注意を追加しました。 | 4.2.1 | |
「LDAP操作設定」の表記を「ディレクトリサービス操作設定」に変更しました。 | 8.1、9.1 | |
ユーザーIDの説明を変更しました。 | 8.7 | |
利用者の登録に関する注意を追加しました。 | 8.7 | |
「マイグレーション」の説明を追加しました。 | 用語集 | |
将来のセグメント追加に対応可能な構成にしたい場合の留意事項を追加しました。 | 5.3.2、5.3.3、5.3.4 | 第1.6版 |
最大メモリ容量の説明に注意事項を追加しました。 | 5.4.2.2 | 第1.7版 |