infrastructure administrator
データセンターを構成するリソースの管理を行うユーザー。
infra_adminは、リソースの管理を行うユーザーに対応するロールです。
リソースプール全体(グローバルプールとローカルプール)のリソースを管理し、テナント管理者に対してリソースの供給と、テナント利用者からのリソース利用申請の審査を行います。
overcommit
サーバに実装されているCPUやメモリのリソース量よりも、多くのリソースをゲストOSに対して仮想的に割り当てる機能。
実際に割当て可能なディスク容量よりも、大きい容量のリソースを割当て可能とする機能。
cloning image
クローニング時に、システムディスクの内容からサーバの固有情報(システムノード名やIPアドレス)を取り除いた状態で採取したもの。
クローニングイメージをほかのサーバのシステムディスクに配付する際は、本製品がサーバの固有情報を再設定します。
global pool
複数のテナント間で利用できるリソースを格納したリソースプール。
テナント以外の場所に配置されます。
テナントの属性に、利用できるグローバルプールを設定することで、テナント管理者が利用できるようになります。
surrogate pair
1文字を32ビットで表現する方法。
文字コード(UTF-16)では未使用だった0xD800~0xDBFFを上位サロゲート、0xDC00~0xDFFFを下位サロゲートと規定し、上位サロゲート + 下位サロゲートで表現します。
server virtualization software
仮想マシンを動作させるためにサーバ上で動作する基本ソフトウェア。PCサーバ上で動作する基本ソフトウェアのことを指す場合に使用します。
directory service
ネットワーク上に散在する物理的/論理的リソースの名前やそれに関連付けられた属性を、組織的構造や地理的な区分などに従って系統的に(ツリー状に)まとめて管理し、それを更新や参照するためのサービス。
tenant administrator
テナントに割り当てられたリソースの管理を行うユーザー。
tenant_adminは、テナントに割り当てられたリソースの管理を行うロールです。
テナントの、ローカルプール内のリソースの空き容量を管理し、テナント利用者からのリソース利用申請の承認を行います。
tenant folder
テナントに割り当てられたリソースを管理するため、テナントごとに1つ作られるリソースフォルダー。
テナントフォルダーには、L-Serverとローカルプールが格納されます。また、テナント管理者が利用できるグローバルプールを設定できます。
migration
異なるVMホスト間で、VMゲストを移動すること。マイグレーションには、以下の2種類があります。
コールドマイグレーション
電源OFF状態のVMゲストを移動する方法。
ライブマイグレーション
電源ON状態のVMゲストを移動する方法。
Lightweight Directory Access Protocol
TCP/IP上で動作するインターネット標準のディレクトリにアクセスするプロトコル。
Webブラウザなどから、直接、ディレクトリサービスの検索や参照ができます。
サーバと、サーバに接続されたストレージおよびネットワークの論理的な仕様(CPU数、メモリ容量、ディスク容量、NIC数など)を定義したリソース。
論理サーバ(Logical Server)の略。
Media Access Control address
各Ethernetカード(ハードウェア)固有のID番号。
物理アドレスとも言います。
このID番号をベースに、データの送受信が行われます。IEEEが管理/割当てを行う各メーカー固有番号と、メーカーが独自に各ハードウェアに割り当てる番号の組合せで表現されます。