「運用形態4」の運用の定義方法を説明します。
定義の流れ
定義の詳細
1. サーバに設定しているローカル定義の内容をCSVファイルに出力します。
運用管理サーバで、mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)を使用して、設定されている定義を出力します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaoscrcsv -o c:\temp\correlation.csv |
mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
Event DesignerをインストールするマシンにCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)をコピーします。
2. Event Designer をインストールします。
Systemwalker Centric Manager の[セットアップ]画面を起動します。
ローカルインストールを行う場合はDVDから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。
DVDまたはネットワーク接続ドライブ\swsetup.exe |
→[セットアップ]画面が表示されます。
[ツール]の[Event Designer]を起動します。
→[ようこそ]画面が表示されます。あとは、画面の指示に従って操作して、インストールします。
Event Designer を起動します。
以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。
Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls |
3. Event Designer で定義します。
[CSV入力]ボタンをクリックします。入力するファイルにmpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)で出力したCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
→CSVファイルの内容が、Event Designerに反映されます。
[コリレーション定義]ボタンをクリックし、サブメニューから[イベントグループ定義]をクリックします。
→[イベントグループ定義メンテナンス]シートが表示されます。
項目を設定します。
[ホスト名の特定]:hostA |
[ホスト名の特定]:hostB |
※hostAとhostBをグループ化してグループ単位でメッセージを抑止するためイベントグループ名の先頭に ! をつけます。
4. Event Designerの定義をCSVファイルに出力します。
[イベントグループ定義メンテナンス]シートで、[イベント監視へ]ボタンをクリックします。
→[イベント監視の条件定義メンテナンス]シートが表示されます。
[CSV出力]ボタンをクリックし、出力するファイルにCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
5. 設定した定義をサーバに反映します。
運用管理サーバにCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)をコピーします。
運用管理サーバで、mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)を使用して、設定した定義を反映します。
イベントグループに関する定義は、運用管理サーバだけに反映されます。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaoscrdef -i c:\temp\correlation.csv -u |
mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。