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Systemwalker Centric Manager PRIMERGY/PRIMEQUEST運用管理ガイド
Systemwalker

4.5 ノード検出の注意事項(PRIMEQUEST)

ノード検出を行っている場合、次の現象が発生することがあります。

これらの現象は、MMBの物理IPアドレスと仮想IPアドレスの一方だけがノード検出で認識される場合があるために発生します。

物理IPアドレスだけ検出されたときは、Active側のMMBノードとStandby側のMMBノードの両ノードともに、仮想IPアドレスが消えた状態になります。

仮想IPアドレスだけ検出されたときは、そのMMBノードだけ情報が更新されますので、MMBが切り替わり仮想IPアドレスが他方のMMBへ移動すると、両ノードともに仮想IPアドレスが追加された状態になります。

なお、ノードに登録されているIPアドレスは、ノードプロパティで確認できます。

このうち、仮想IPアドレスがMMBの両ノードに追加されたときは、2つの警告メッセージが監視イベント一覧に表示されます。以下にメッセージを示します。

UX: MpFwcm: 30000001: 警告: mmb2のインタフェース(IPアドレス:xx.x.xxx.xx)は複数のノードに存在します。

UX: MpFwcm: 30000002: 警告: mmb2のインタフェース(ホスト名:mmb_virtual)は複数のノードに存在します。

これらの警告メッセージは、運用管理サーバのノードが発生元となります。

ポイント

仮想IPアドレスがノードに登録されていなくても、または両ノードに重複して登録されていても、MMBの監視には支障はありません。

また、上記の警告メッセージが発生するのは、仮想IPアドレスが2つのMMBに登録されたときですが、その状態が継続している限りでは、あらためて同じ警告メッセージが発生することはありません。