Systemwalker Centric ManagerにResource Coordinator自身が出力するエラーメッセージが通知された場合、[Systemwalkerコンソール]の[操作]メニューから、Resource Coordinator クライアントを起動することができます。([操作]メニューから、Resource Coordinator クライアントを呼び出すには、[操作]メニューの登録が必要です。設定方法については、“Resource Coordinatorをメニュー登録する”を参照してください。)
Systemwalkerコンソールで、Resource Coordinatorの異常を確認し、Resource Coordinator クライアントで異常の詳細を確認して対処することにより、プロビジョニング実施時のトラブルを早期に対処することができます。
Resource Coordinatorから通知されるメッセージ
“FJSVrcx”から始まるメッセージ |
異常メッセージの対処
Resource Coordinatorの異常発生から、Resource Coordinator クライアントを呼び出すまでの流れを説明します。
[Systemwalkerコンソール]の監視イベント一覧に、Resource Coordinatorの異常メッセージが表示されます。
[操作]メニューから[Systemwalker Resource Coordinator]を選択します。([Systemwalker Resource Coordinator]は、“Resource Coordinatorをメニュー登録する”で、登録した任意の項目です。)
→Resource Coordinator画面が表示されます。
Resource Coordinatorで異常を特定し、対処を行います。
異常メッセージの特定方法、対処手順については、Resource Coordinatorのマニュアルを参照してください。
注意
高信頼運用している場合
トラブルなどにより、Systemwalker Centric Manager 主系サーバ、またはResource Coordinator 運用系サーバがダウンした場合、復旧が完了するまでプロビジョニングができません。
ダウンしたサーバの原因を取り除き、復旧してください。
また、早期に復旧ができない場合、以下の手順を行うことで、Systemwalker Centric Manager 従系サーバからプロビジョニングすることができます。
Systemwalker Centric Manager 主系サーバを削除して従系サーバを主系サーバに切り替えることにより運用を復旧します。非同期運用の場合、本操作は不要です。
復旧方法については、“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)”を参照してください。
以下のディレクトリが元の主系サーバに存在する場合、元の主系サーバから新しい主系サーバへディレクトリごとコピーします。ディレクトリが存在しない場合、本操作は不要です。
/var/opt/FJSVftlc/policy |