本書では、Systemwalker Centric Managerで、PRIMERGY/PRIMEQUESTを運用管理する方法について説明します。
Systemwalker Centric Managerは、PRIMERGY/PRIMEQUESTを運用管理することで、以下のきめこまやかな監視、および運用管理作業が実現できます。
PRIMERGYの場合
Systemwalker Resource Coordinatorのプロビジョニングにより、動的に追加/削除されるサーバを、Systemwalker Centric Managerで監視、および管理することができます。
以降、Systemwalker Resource CoordinatorをResource Coordinatorと略します。なお、Systemwalker Resource Coordinator Virtual server EditionおよびServerView Resource Coordinator VEにはプロビジョニングがないため、この機能を使用することはできません。
ServerView、およびLANDesk Server Managerを使って、PRIMERGYのハードウェア監視を行うことができます。
PRIMERGYにSystemwalker Centric Managerをインストールする場合、SystemcastWizard Professionalを使って、一括でインストールすることができます。
Virtual Machine(VM)環境上のシステムにSystemwalker Centric Managerを導入することにより、物理サーバ上に構築されているシステムと同様に、VM環境のシステムも集中監視することができます。
ブレードサーバの場合
ServerViewを使って、PRIMERGYのハードウェア監視を行うことができます。
PRIMERGYにSystemwalker Centric Managerをインストールする場合、SystemcastWizard Professionalを使って、一括でインストールすることができます。
PRIMERGYをわかりやすく監視するために、[Systemwalkerコンソール]に、マネジメントブレード、およびスイッチブレードを専用のアイコンで表示します。
PRIMEQUESTの場合
PRIMEQUESTシステム管理ソフトウェアである、PRIMEQUEST Server Agent(以降、PSAと略しています。)を使って、PRIMEQUESTのハードウェア監視を行うことができます。
Virtual Machine(VM)環境上のシステムにSystemwalker Centric Managerを導入することにより、物理サーバ上に構築されているシステムと同様に、VM環境のシステムも集中監視することができます。