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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編
Systemwalker

8.3.1 プライマリが壊れた場合

プライマリが壊れた場合、プライマリを復旧し、プライマリのバックアップデータでリストアします。

以下にプライマリでトラブルが発生し、セカンダリが運用系となっている場合の復旧手順を説明します。

注意

あらかじめプライマリノード・セカンダリノードのそれぞれで以下のオプションを指定してバックアップを行ってください。

  • [退避方法]:[すべての機能の運用データを退避する]を指定します。

  • [退避オプション]:[共有DISK上のデータを退避する]をチェックします。


セカンダリのクラスタ解除

現在の運用系(セカンダリ)で、クラスタ環境を解除します。

  1. クラスタをアンセットアップします。

    クラスタ環境を解除する方法については、“運用環境の削除”を参照してください。

  2. 共有ディスクをオンライン化します。

    詳細については、“共有ディスクのオンライン化”を参照してください。

  3. クラスタアドミニストレータの画面から、Systemwalker Centric Manager用の以下のグループに設定されている各リソースを、削除、または別のグループに移動します。グループ名を変更している場合は、変更したグループに設定されている各リソースを、削除、または別のグループに移動してください。

    Systemwalker Centric Manager用のグループ名:CentricMGR Group

    • 削除するリソース

      • 汎用アプリケーションリソース

      • 汎用サービスリソース

      • ファイル共有

      • ネットワーク名リソース

      • IPアドレスリソース

    • 移動するリソース

      • 物理ディスクリソース

  4. クラスタアドミニストレータの画面から、Systemwalker Centric Manager用のグループを削除します。


共有ディスクのデータの削除

共有ディスクに残ったSystemwalker Centric Managerのデータを削除します。

フレームワークデータベース作成先に指定した以下のフォルダを削除する前に、ローカルコンピュータ上のAdministratorユーザよりデータベース作成先に指定したフォルダに、ローカルコンピュータのAdministratorユーザ権限を付与してください。

復旧したプライマリで、Systemwalker Centric Managerのインストール

復旧したプライマリに、Systemwalker Centric Managerをインストールします。インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。


復旧したプライマリで、プライマリのバックアップデータをリストア

復旧したプライマリで、プライマリのバックアップデータをリストアします。リストア方法については、“リストア”を参照してください。


セカンダリの構築

クラスタ環境を解除したセカンダリを再構築します。再構築の作業では、セカンダリのバックアップデータをリストアします。リストア方法については、“リストア”を参照してください。