Active DB Guardは、災害対策に対して、高度な業務継続性を実現しています。
また、ハードウェアやソフトウェアの故障などに対しては、クラスタ製品と連携することで、業務継続を実現できますが、以下の課題があります。
クラスタシステムのフェイルオーバではノード切替えに数十秒程度を要し、業務再開まで時間を要します。
運用・待機間で共用するストレージ資源の障害などで、業務停止のリスクがあります。
そのため、より高度な業務継続性が要求される社会基盤システムにおいては、システムの完全な二重化が求められ、ダウンタイムを短くし、迅速な業務継続を実現するデータベースシステムが必要になります。
DBミラーリングシステム連携とは、DBミラーリングシステムとActive DB Guardを組み合わせることにより、より高度な業務継続性を実現します。
正センタの運用システム、副センタの運用システムにDBミラーリングシステムを構築することで、あらゆるリスクに対して、個々のシステムの特徴を生かした高度な業務継続性を実現可能とします。
図1.1 DBミラーリングシステム連携とは