権限定義時に利用者に付与したロールは、アプリケーションでSET ROLE文を実行することにより有効になります。
アプリケーションでは、権限の定義時にデフォルトロールを設定していた場合は、現行セション単位にロールを変更することができます。
アプリケーション例を以下に示します。
: EXEC SQL CONNECT TO '在庫管理DB' AS 'C1' EXEC SQL SET ROLE 'STOCKS_A2' ; EXEC SQL INSERT INTO 伝票( 在庫カラム,倉庫カラム) VALUES(:H1,:H2); EXEC SQL COMMIT WORK ; EXEC SQL DISCONNECT 'C1' ; :
SET ROLE文の詳細については、“11.10 SET ROLE文”を参照してください。