Symfoware/RDBシステムごとにセキュリティパラメタの省略値をチューニングできます。
セキュリティパラメタのチューニングは、rdbddlexコマンドのSET SYSTEM PARAMETER文で行います。
すべての利用者が使用可能なメモリサイズを32メガバイトに、使用可能な作業用ファイルサイズを100メガバイトに、パスワードの期限を30日に、パスワードの連続失敗回数を4回に、変更催促期間を3日にチューニングする例を以下に示します。
$ rdbddlex /home/rdb/DDL/syspara.dat
[syspara.datの例]
SET SYSTEM PARAMETER MAX_MEMORY_USE=32, MAX_WORKFILE_USE=100, PASSWORD_LIMIT_TIME=30, INVALID_PASSWORD_TIME=4, PASSWORD_CHANGE_TIME=3 ;
SET SYSTEM PARAMETER文の詳細については、“11.12 SET SYSTEM PARAMETER文”を参照してください。
セキュリティパラメタには、利用者ごとにチューニングできるパラメタもあります。利用者ごとのチューニングを行う場合は、CREATE USER文で指定します。
参考
セキュリティパラメタの参照
チューニングしたセキュリティパラメタは、rdbprtコマンドで参照することができます。参照方法の詳細については、“4.7 データベースの定義情報の参照”を参照してください。