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Symfoware Server V11.0.1 セキュリティ運用ガイド
Symfoware

4.6.4 セキュリティパラメタのチューニング

Symfoware/RDBシステムごとにセキュリティパラメタの省略値をチューニングできます。

セキュリティパラメタのチューニングは、rdbddlexコマンドのSET SYSTEM PARAMETER文で行います。

すべての利用者が使用可能なメモリサイズを32メガバイトに、使用可能な作業用ファイルサイズを100メガバイトに、パスワードの期限を30日に、パスワードの連続失敗回数を4回に、変更催促期間を3日にチューニングする例を以下に示します。

$ rdbddlex /home/rdb/DDL/syspara.dat

[syspara.datの例]

  SET SYSTEM PARAMETER
      MAX_MEMORY_USE=32,
      MAX_WORKFILE_USE=100,
      PASSWORD_LIMIT_TIME=30,
      INVALID_PASSWORD_TIME=4,
      PASSWORD_CHANGE_TIME=3 ; 

SET SYSTEM PARAMETER文の詳細については、“11.12 SET SYSTEM PARAMETER文”を参照してください。

セキュリティパラメタには、利用者ごとにチューニングできるパラメタもあります。利用者ごとのチューニングを行う場合は、CREATE USER文で指定します。

参考

セキュリティパラメタの参照

チューニングしたセキュリティパラメタは、rdbprtコマンドで参照することができます。参照方法の詳細については、“4.7 データベースの定義情報の参照”を参照してください。