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Symfoware Server V11.0.1 セキュリティ運用ガイド
Symfoware

2.5.1 セキュリティパラメタ一覧

セキュリティパラメタは、以下の3種類から構成されます。

セキュリティパラメタ一覧を以下の表に示します。

表2.5 セキュリティパラメタ一覧

セキュリティパラメタ名

指定できる
SQ
L文

分類

SP

CU

AU

SECURE_MODE (注1)

インストール時に選択した運用の種類

セキュリティ形態パラメタ

USER_CONTROL

利用者登録の使用宣言を行うか否か

ROLE_RANGE (注2)

以下の運用系コマンドに対するロール使用を有効にするか否か
- rdbfmt
- rdbsloader
- rdbsaloader
- rdbsuloader
- rdbunl
- rdbunlx

XA_USE

XAプロトコルを受け付けるか否か

CONNECT_USER

CONNECT文での利用者の指定ができるか否か

WORKFILE_CLEAR

Symfoware Serverが自動的に作成する作業用ファイルを削除する時に内容を初期化するか否か

TRACEFILE_USE

調査用ファイルの取得を許すか否か

MAX_CONNECTION

1人の利用者がSymfoware/RDBシステムに対して、同時に接続可能なコネクション数

ユーザパラメタ
(注3)

MAX_MEMORY_USE

1つのコネクションで使用可能なメモリ量

MAX_WORKFILE_USE

1つのコネクションで使用可能な作業用ファイルの量

MAX_WORKFILE_NUM

1つのコネクションで使用可能な作業用ファイルの数

MAX_TRAN_TIME

1つのトランザクションで使用可能な時間

MAX_TRAN_MEM

1つのトランザクションで使用可能なトランザクション用メモリ量

MAX_WAIT_TIME

アプリケーションの無応答待ち時間

RESOURCE_LIMIT_CHECK

SET SESSION AUTHORIZATION文実行時に、使用可能な資源量を変更するか否か

PASSWORD_CHANGE_TIME

何日前からパスワードの変更を勧めるかの日数

PASSWORD_LIMIT_TIME

パスワードの期限

INVALID_PASSWORD _WAIT_TIME

パスワード誤り時の待ち時間

INVALID_PASSWORD_TIME

パスワード連続失敗の可能回数

MIN_PASSWORD_SIZE

パスワードに最低限必要なバイト数

DEFAULT_ROLE

デフォルトロールの指定

AUDIT_SESSION_SUCCESS

接続に成功したアプリケーション実行に関する監査ログを取得するか否か

監査ログパラメタ

AUDIT_SESSION_FAIL

接続に失敗したアプリケーション実行に関する監査ログを取得するか否か

AUDIT_ACCESS_SUCCESS

表およびルーチンなどの資源に対するアクセスで成功したものの監査ログを取得するか否か

AUDIT_ACCESS_FAIL

表およびルーチンなどの資源に対するアクセスで失敗したものの監査ログを取得するか否か

AUDIT_SQL

SQL文に関する監査ログを取得するか否か

AUDIT_SQLBIND

SQL文の入力情報の監査ログを取得するか否か

AUDIT_MANAGE

管理者の実行の監査ログを取得するか否か

AUDIT_ERROR

システムにおける重大なエラー、RDBシステム運用上の重大な事象およびその他の事象の監査ログを取得するか否か

AUDIT

監査ログを取得する利用者を限定

AUDIT_LOG_FULL

監査ログ満杯時のふるまい

SP :SET SYSTEM PARAMETER文

CU :CREATE USER文

AU :ALTER USER文

○ :指定できます。

- :指定できません。

注1) インストール時に値が決定し、インストール後にSET SYSTEM PARAMETER文では、変更できません。

注2) ROLE_RANGEパラメタは、標準運用時のみ有効です。

注3) ユーザパラメタは、セキュリティ形態パラメタ“USER_CONTROL”がYESになっているときのみ有効になります。