ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V11.0.1 セキュリティ運用ガイド
Symfoware

2.2.1 利用モード制御

不当な利用者によって、データが破壊された直後の調査やその利用者の削除などを行うために、一時的に利用者の使用を制限する機能です。起動したSymfoware Serverに対して、利用者が使える時と使えない時を設け、利用者の勝手なデータベースへのアクセスを制限することができます。

利用モードには、以下の2つがあります。

利用モードの変更は、管理者がrdbsysstatコマンドを使って行います。

rdbsysstatコマンドの使用方法については、“4.6.3 Symfoware/RDBの起動”を参照してください。

通常モード

管理者および利用者の双方によるすべてのデータベース操作が可能なモードです。

rdbstartコマンド実行直後は、常に本モードになります。

管理者モード

管理者によるすべてのデータベース操作が可能なモードです。利用者は一切のデータベース操作が実行できません。

本モードは、管理者が以下の操作を行う際、利用者の処理を抑止したい場合に用います。