不当な利用者によって、データが破壊された直後の調査やその利用者の削除などを行うために、一時的に利用者の使用を制限する機能です。起動したSymfoware Serverに対して、利用者が使える時と使えない時を設け、利用者の勝手なデータベースへのアクセスを制限することができます。
利用モードには、以下の2つがあります。
通常モード
管理者モード
利用モードの変更は、管理者がrdbsysstatコマンドを使って行います。
rdbsysstatコマンドの使用方法については、“4.6.3 Symfoware/RDBの起動”を参照してください。
管理者および利用者の双方によるすべてのデータベース操作が可能なモードです。
rdbstartコマンド実行直後は、常に本モードになります。
管理者によるすべてのデータベース操作が可能なモードです。利用者は一切のデータベース操作が実行できません。
本モードは、管理者が以下の操作を行う際、利用者の処理を抑止したい場合に用います。
データベース環境の構築
データベース環境の変更
異常時の運用