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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

D.4.10 RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルの作成

ロードシェア運用では、RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルの作成方法はCapitalシステムとSatelliteシステムとで異なります。

RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルの作成は、rdbcrdicコマンドによって行います。

Capitalシステム

Capitalシステムでは、RDBディクショナリとRDBディレクトリファイル(ディクショナリ用およびユーザデータベース用)を作成します。

CapitalシステムでRDBディクショナリを作成する例を、以下に示します。

なお、RDBディレクトリファイルは、RDBディクショナリの作成時に、RDB構成パラメタファイル内の“RDBDIRSPACE”で指定したローデバイスに作成されます。

/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0003にRDBディクショナリを作成する場合

$ rdbcrdic -r /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0003

Satelliteシステム

Satelliteシステムでは、ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルのみを作成します。

Satelliteシステムでユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルを作成する例を、以下に示します。

なお、RDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイルで指定したローデバイスに作成されます。

RDBディレクトリファイルを作成する場合

$ rdbcrdic -du 50M -eu 1M 

参照

rdbcrdicコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。