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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

C.5 運用形態

システムの運用形態について説明します。

ロードシェア運用

ロードシェア運用における運用形態には以下があります。

N:1運用待機

フェイルオーバ運用”を参照してください。

N:M運用待機

フェイルオーバ運用”を参照してください。

1:1運用待機

フェイルオーバ運用”を参照してください。

カスケード

フェイルオーバ運用”を参照してください。

スケーラブル

複数のノードで動作し、任意のノードがダウンした場合は縮退する形態です。この形態は、待機ノードが不要な形態です。

ポイント

  • Capitalシステムは、スケーラブル型のクラスタアプリケーション内に1つだけ存在するRDBディクショナリを持つRDBシステムです。“管理システム”とも呼びます。

  • Satelliteシステムは、Capitalシステム以外のRDBシステムです。スケーラブル型のクラスタアプリケーション内に複数存在します。“一般システム”とも呼びます。

運用形態の選択基準

運用形態の選択基準として以下の表を参照してください。

表C.1 運用形態の選択基準

システム種別

二重故障に耐えられるシステム(注)

要件あり

要件なし

フェイルオーバ運用

カスケード

1:1運用待機

ロードシェア運用

N:M運用待機
カスケード

N:1運用待機
1:1運用待機

注) 長期的なノードのメンテナンスなどでノードの起動ができない場合も含みます。