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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

8.1 運用の考え方

ロードシェア運用では、表などの論理的な資源への操作はどのノードからでも実行できます。

データベーススペースやDSIなどの物理的な資源への操作はノードごとに実行します。何らかのトラブルが発生して、あるノードがダウンすると、ロードシェアシステム全体は縮退運転となり、資源の偏在先ノードが変更されます。資源の偏在先が変更となっている場合は、資源の偏在先を確認して、資源が偏在するノードで実行します。

なお、縮退が正しく行われていることを、引継ぎ先ノードのメッセージログファイルを参照して確認ください。

縮退処理の開始時にはqdg12781i、終了時にはqdg14194iまたはqdg14195iのメッセージがSymfoware/RDBのメッセージログファイルに出力されます。

ただし、以下の異常が発生している場合は、縮退に失敗します。

縮退の確認は、qdg14196eまたはqdg14197wのメッセージが出力されていないか確認してください。