ロードシェア運用では、表などの論理的な資源への操作はどのノードからでも実行できます。
データベーススペースやDSIなどの物理的な資源への操作はノードごとに実行します。何らかのトラブルが発生して、あるノードがダウンすると、ロードシェアシステム全体は縮退運転となり、資源の偏在先ノードが変更されます。資源の偏在先が変更となっている場合は、資源の偏在先を確認して、資源が偏在するノードで実行します。
なお、縮退が正しく行われていることを、引継ぎ先ノードのメッセージログファイルを参照して確認ください。
縮退処理の開始時にはqdg12781i、終了時にはqdg14194iまたはqdg14195iのメッセージがSymfoware/RDBのメッセージログファイルに出力されます。
ただし、以下の異常が発生している場合は、縮退に失敗します。
縮退の確認は、qdg14196eまたはqdg14197wのメッセージが出力されていないか確認してください。
ロググループ管理ファイルの破壊
ログ管理ファイルの破壊
テンポラリログファイルの破壊
インダウトログファイル破壊
ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの破壊