システム用の動作環境ファイル、/opt/FSUNrdb2b/etc/CAPITAL.envを編集します。
ロードシェア運用を行う場合には、以下のパラメタの編集を行ってください。
編集後は、システム用の動作環境ファイルを、すべてのCapitalシステムに複写します。
参照
パラメタの指定方法については、“セットアップガイド”を参照してください。
サーバ側で使用するソート作業域、作業用テーブル域の獲得先ディレクトリを指定します。ソート作業域はローカルディスクに配置するため、ノードまたはRDBシステムの異常事象が発生した場合、当該RDBシステムで利用していたソート作業域がUNIX系ファイル上に残ります。運用対処として、クラスタアプリケーションを起動する前にrmコマンドを利用して、ソート作業域(SYMFORDB*_RDBシステム名)を必ず削除するようにしてください。ソート作業域を削除しやすいように、作業用の専用ボリュームを用意し、本パラメタを設定して、ソート作業域の所在を明確にすることを推奨します。ソート作業域は、Symfoware/RDBの動作環境ごとに、異なったディレクトリを準備して利用してください。
ソート作業域の削除は、サブプロシジャを登録することにより、簡単に行うことができます。
参照
サブプロシジャの登録方法については、“8.3.2 サブプロシジャの登録”を参照してください。
注意
動作環境ファイルのARC_FULLパラメタにWAITを指定している場合、任意のロググループのアーカイブログファイルの満杯事象が発生するとロードシェアシステム全体が無応答となる場合があります。このため、ARC_FULLパラメタにはRETURNを指定してください。