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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

7.4.2 Capitalシステム用のRDB構成パラメタファイルの編集

RDB構成パラメタファイル、/opt/FSUNrdb2b/etc/CAPITAL.cfgを編集します。

編集後は、RDB構成パラメタファイルを、すべてのCapitalシステムに複写します。

ロードシェア運用を行う場合には、以下のパラメタの追加または編集を行ってください。

参照

その他のパラメタについては、“セットアップガイド”を参照してください。

注意

  • RDB構成パラメタファイル内のRDBCOREに設定する絶対パス名には、ローカルディスク上のシステムファイルを指定してください。

  • ローデバイスを指定する場合は、既存のRDBシステムの資源(RDBディクショナリ、データベース、ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、アーカイブログファイル)を配置しているローデバイスと重複しないようにしてください。

RDBSCLSYSTEM

Symfoware/RDBの動作環境をロードシェアシステムとすることを宣言します。

注意

9.x以前のロードシェア機能を利用する場合に指定するRDBLOADSHAREと、同時に指定することはできません。

記述形式は、以下のとおりです。

RDBSCLSYSTEM = CAPITAL
CAPITAL

ロードシェアシステムでCapitalシステム(管理システム)とすることを宣言します。

RDBDIRSPACE

RDBディレクトリファイルの情報を定義します。

記述形式は、以下のとおりです。

RDBDIRSPACE = 共用ディスク装置のローデバイス名 
共用ディスク装置のローデバイス名

RDBディレクトリファイルの配置先のローデバイスの絶対パス名を記述します。

ここで指定した共用ディスク装置のローデバイスには、RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを作成します。

RDBLOGMANAGE

ログ管理ファイルの情報を定義します。

記述形式は、以下のとおりです。

RDBLOGMANAGE = 共用ディスク装置のローデバイス名 
共用ディスク装置のローデバイス名

ログ管理ファイルの配置先のローデバイスの絶対パス名を記述します。

RDBLOGGROUPMANAGE

ロググループ管理ファイルの情報を定義します。記述形式は、以下のとおりです。

RDBLOGGROUPMANAGE = 共用ディスク装置のローデバイス名 , SCLDIR_USE 
共用ディスク装置のローデバイス名

ロググループ管理ファイルの配置先のローデバイスの絶対パス名を記述します。

SCLDIR_USE

スケーラブルディレクトリ運用を行うために、SCLDIR_USEを指定します。