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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

7.3.1 カーネル編集

Symfoware/RDBを動作させるために設定が必要なカーネル資源には、以下のものがあります。

これらは、縮退を想定した値を設定してください。

参照

上記のカーネル編集の詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。

ロードシェア運用を行う場合、TCP/IPバッファ資源のカーネル編集も必要です。

TCP/IPバッファ資源の設定方法について、以下に説明します。

TCP/IPバッファ資源のカーネル編集

nddコマンドを実行し、tcp_max_bufパラメタを設定してください。

ndd -set /dev/tcp tcp_max_buf 10485760

nddコマンドを実行し、tcp_wscale_alwaysパラメタを設定してください。

ndd -set /dev/tcp tcp_wscale_always 1

また、/etc/rc2.dディレクトリに、以下の内容で起動スクリプトを作成してください。

#!/bin/sh
ndd -set /dev/tcp tcp_max_buf 10485760
ndd -set /dev/tcp tcp_wscale_always 1