「EBSジョブ連携」を導入すると、「Oracle EBS」のコンカレントプログラムをさまざまな条件で起動することができます。このため、きめ細かなコンカレントプログラム運用が可能になります。代表的な起動条件を以下に示します。
システムの電源が投入されたときに起動
定期的に起動したり、特定の日時に起動
先に起動した複数のコンカレントプログラムがすべて終了したときに起動
先に起動したコンカレントプログラムの終了条件により次のコンカレントプログラムを選択して起動
ファイルやメールを受信したときに起動
メッセージやイベントログが出力されたときに起動
さまざまな条件でコンカレントプログラムを計画的に自動起動することにより、手動操作によるオペレーションミスを防止できます。
参考
例えば、以下のような使い方が考えられます。
電源投入時に在庫確認用のコンカレントプログラムを起動し、在庫が一定以下なら発注用のコンカレントプログラムを起動する。
各部署から決算書が全部送られてきたら、会社全体の報告書を作成する。