WebDBtoolsの標準GUIは、基本的に、各画面の表示の完了ごとにトランザクションを完了させています。したがって、検索結果の表示を行っている間は、参照排他が発生していることになります。
例外として、データ操作機能で使用する[検索+更新・削除]画面では、検索結果のデータを表示してもトランザクションを完了させず、[結果(検索+更新・削除の結果画面)]の[反映]または[取消]ボタンをクリックすることでトランザクションを完了させています。つまり、[検索+更新・削除]画面は、検索結果のデータを表示するときには参照排他、更新・削除の操作を行ったときには対象行の更新排他が発生していることになります。
他の更新アプリケーションと[検索+更新・削除]画面の競合を減らすためには、検索範囲を充分に絞り込んで検索結果のデータを表示し、かつ、すみやかに更新・削除の操作を行って、[反映][取消]ボタンをクリックする、といった操作が必要となります。
参照
WebDBtoolsの標準GUIで発生する操作の排他は、通常のアプリケーションと同等です。詳細は“アプリケーション開発ガイド(共通編)”の“アプリケーションおよびRDB コマンド間の排他”を参照してください。