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Interstage Application Server 運用ガイド
Interstage

3.6 カスタムエラーログ

アプリケーション実行基盤は、カスタムエラーログとして以下のログが収集されます。


ログの転送先

カスタムエラーログは、wad-iaps-log-containerに転送されます。Blobには、以下の仮想的なフォルダ構成で格納されます。

<デプロイID>
+-<ロール名>
    +-<インスタンスID>
        |-hs_err_pid*.log(JDK/JREのログ)
        |-(ユーザアプリケーションのログ)
        |-server.log*
        +-http
            +-server_access_log*

なお、リモートデスクトップでは、以下のフォルダに格納されます

C:\Resources\Directory\<ID>.IAPSWorkerRole.IAPSStorage\F3FMisje6\var\domains\domain1\logs
        |-hs_err_pid*.log(JDK/JREのログ)
        |-(ユーザアプリケーションのログ)
        |-server.log*
        +-http
            +-server_access_log*

<ID>は、アプリケーション実行基盤の配備時に付与されるIDです。管理ポータルでデプロイを選択し、プロパティのIDで確認できます。


注意

  • Windows Azureストレージに格納されたログファイルにアクセスする場合には、ストレージアクセスツールをご利用ください。

  • Windows Azureストレージの使用量を制御するため、Windows Azureストレージに転送されたログはブートプログラムによって、定期的に削除されます。最終更新日から7日以上経過したログは、削除対象となりますので、必要なログは保存期間内に退避して下さい。

  • Windows Azureストレージへの転送間隔は1分です。前回転送したログとの差分のみを転送します。

  • Windows Azureストレージに転送されたカスタムエラーログは、インスタンスが再起動すると、再起動前のログの名前を変えて保存されます。

    • 元のカスタムエラーログの名前

      <デプロイID>/IAPSWorkerRole/<インスタンスID>/*

    • 変更後のカスタムエラーログの名前

      yyyyMMddhhmmssfff/<デプロイID>/IAPSWorkerRole/<インスタンスID>/*

      (yyyy:年、MM:月、dd:日、hh:時、mm:分、ss:秒、fff:ミリ秒)