アプリケーション実行基盤は、カスタムエラーログとして以下のログが収集されます。
JDK/JREのログ
アプリケーション実行基盤のログ
ユーザアプリケーションのログ
カスタムエラーログは、wad-iaps-log-containerに転送されます。Blobには、以下の仮想的なフォルダ構成で格納されます。
<デプロイID> +-<ロール名> +-<インスタンスID> |-hs_err_pid*.log(JDK/JREのログ) |-(ユーザアプリケーションのログ) |-server.log* +-http +-server_access_log*
なお、リモートデスクトップでは、以下のフォルダに格納されます
C:\Resources\Directory\<ID>.IAPSWorkerRole.IAPSStorage\F3FMisje6\var\domains\domain1\logs |-hs_err_pid*.log(JDK/JREのログ) |-(ユーザアプリケーションのログ) |-server.log* +-http +-server_access_log*
<ID>は、アプリケーション実行基盤の配備時に付与されるIDです。管理ポータルでデプロイを選択し、プロパティのIDで確認できます。
注意
Windows Azureストレージに格納されたログファイルにアクセスする場合には、ストレージアクセスツールをご利用ください。
Windows Azureストレージの使用量を制御するため、Windows Azureストレージに転送されたログはブートプログラムによって、定期的に削除されます。最終更新日から7日以上経過したログは、削除対象となりますので、必要なログは保存期間内に退避して下さい。
Windows Azureストレージへの転送間隔は1分です。前回転送したログとの差分のみを転送します。
Windows Azureストレージに転送されたカスタムエラーログは、インスタンスが再起動すると、再起動前のログの名前を変えて保存されます。
元のカスタムエラーログの名前
<デプロイID>/IAPSWorkerRole/<インスタンスID>/*
変更後のカスタムエラーログの名前
yyyyMMddhhmmssfff/<デプロイID>/IAPSWorkerRole/<インスタンスID>/*
(yyyy:年、MM:月、dd:日、hh:時、mm:分、ss:秒、fff:ミリ秒)