Interstage Application Server 運用ガイド

3.5 Windows Azureストレージに格納する資源

本製品は、お客様が所有するWindows Azureストレージに資源が格納されます。

Blobストレージ

Blobストレージには、以下の資源が格納されます。

表3.5 Blobストレージに格納される資源

コンテナ名	格納される資源
wad-control-container	Windows Azureの診断モニター用の資源
wad-crash-dumps	クラッシュダンプ 本コンテナは、初期状態では存在しません。インスタンスがクラッシュするとコンテナが作成され、ダンプが格納されます。
wad-iaps-appl-container	お客様が作成した Java EE 6アプリケーション(warファイル)
wad-iaps-conf-container	アプリケーション実行基盤の各種定義ファイル
wad-iaps-log-container	カスタムエラーログ
wad-iaps-pkg-container	ブートプログラムのパッケージ
wad-iaps-pkg-container-v11-0-0	インストーラで登録したパッケージ

注意

機密情報を含みますので、コンテナのアクセス権は変更しないでください。

Tableストレージ

Tableストレージには、以下の資源が格納されます。

表3.6 Tableストレージに格納される資源

テーブル名	格納される資源
WADDiagnosticInfrastructureLogsTable	Windows診断インフラストラクチャログ
WADDirectoriesTable	カスタムエラーログの転送記録
WADIAPSControlTable	Eclipseプラグインとブートプログラム間の通信情報
WADIAPSWorkerEventTable	ブートプログラムのイベント処理情報
WADLogsTable	トレースログ
WADPerformanceCountersTable	パフォーマンスカウンタ (Syatemwalker Centric Manager でパフォーマンスカウンタを採取した場合)
WADWindowsEventLogsTable	Windowsイベントログ

注意

• お客様が作成したJavaアプリケーションのサイズやログ出力によりストレージ領域が不足する場合があります。定期的にストレージの空き容量を確認し、空き容量不足とならないよう注意してください。不足する場合は、ストレージ容量の拡張を行ってください。

• 本製品をご利用中は、Windows Azureストレージに格納された資源は削除しないでください。誤って削除した場合は、再デプロイにより必要な資源が自動的に作られます。