ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server 運用ガイド
Interstage

3.2.7 ユーザアプリケーション配備

アプリケーション実行基盤へWebアプリケーションの配備を行います。

Projectのコンテキストメニューから[Interstage Application Server]を選択すると以下のような画面が表示されます。


図3.13 Deploy画面(FGCP/A5の場合)


図3.14 Deploy画面(Microsoft Windows Azure Platformの場合)


注意

プロジェクトを2つ以上選択した状態では、コンテキストメニューの"Interstage Application Server"は有効になりません。配備対象のプロジェクトを1つだけ選択するか、プロジェクトを1つも選択しない場合に"Interstage Application Server"が有効になります。

Deploy画面では以下の項目が設定可能です。

表3.2 Deploy画面設定項目

設定項目

指定値

説明

Hosted Service

Hosted Service名

[Browse…]ボタンよりホステッドサービスを選択します。

Target project

Project名

選択したプロジェクトの名前が表示されます。
プロジェクトを選択していない場合、本設定項目は表示されません。

Deployment

InterstageAPS(固定)

Deploymentの名前です。

Type

Staging(固定)

本製品ではユーザアプリケーションをステージング環境(固定)へ配備します。

Instance Size

Small

作成するインスタンスの大きさを設定します。マネジメントポータルのインスタンス(IAPSWorkerRole_IN_x)のサイズとなります。

Instance Num

2

作成するアプリケーション実行基盤を動作させるWindows AzureのWorkerロールのインスタンス数を指定します。マネジメントポータルのロール(IAPSWorkerRole)配下に作成されるインスタンスの数となります。

Version

バージョン

適用する本製品のバージョンを[Version…]ボタンで指定します。バージョンは本製品の機能追加により変更されます。デプロイを再起動することにより、バージョンの変更が反映されます。

Release

リリース番号

指定したバージョン、リリース番号で本製品を適用します。リリース番号は、修正や小規模な改変により変更されます。リリース番号は指定せず、弊社技術者から指定がない限り、「Auto Update」をチェックしてください。「Auto Update」がチェックされている場合は、リリース番号は入力できません。

Auto Update

チェック

本項をチェックすることにより、指定したバージョンの最新リリース番号の本製品を適用します。

Target file

デプロイするwarファイル

アプリケーション実行基盤へ配備する既存のwarファイルを[Browse…]ボタンで指定します。

Build

チェック

アプリケーション実行基盤へ配備するwarファイルを選択したプロジェクトから作成します。


注意

  • Windows Azure側の負荷およびネットワークの輻輳状態によって、指定したHosted ServiceにWorkerロールおよびアプリケーション実行基盤のインストールに数十分かかる場合があります。

  • Target fileの指定およびBuildのチェックを行わずにDeployボタンを押した場合は、ユーザアプリケーションは配備せず、Workerロールおよびアプリケーション実行基盤のインストールが行われ、Deploy画面に設定された情報を反映します。なお、この操作により課金が発生します。

  • 対象となるホステッドサービスにWorkerロールおよびアプリケーション実行基盤が存在しない場合は、Workerロールおよびアプリケーション実行基盤のインストールが行われ、インストール終了後、自動的に起動されます。

  • 同じホステッドサービスに対して、同時に複数のプラグインから配備、再配備等の操作を行わないでください。このような操作を行うと、予期しないエラーが発生する場合があります。

  • マネジメントポータルでホステッドサービスを停止した場合は、ユーザアプリケーションの配備が行えません。ホステッドサービスを停止中に配備操作を行い、Eclipseの処理が終了しない場合は、Cancelボタンで処理を停止してください。