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Systemwalker Desktop Keeper V14g 導入ガイド
Systemwalker

2.9.1 データベースの公開設定を行う(統合管理サーバ/管理サーバ)

スマートデバイス中継サーバから統合管理サーバまたは管理サーバのデータベースに接続するための設定を行います。

Systemwalker Desktop Keeperの統合管理サーバまたは、管理サーバで実施します。

Systemwalker Desktop Keeperの統合管理サーバまたは管理サーバの構築が終了してから実施してください。

ポイント

統合管理サーバおよび管理サーバと、スマートデバイス中継サーバの配置関係について

3階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは統合管理サーバへ接続するようにします。

統合管理サーバが存在しない2階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは管理サーバへ接続してください。詳細は1.2.1.4 スマートデバイス中継サーバの設置基準を参照してください。

  1. Symfoware の「WebAdminセットアップ」を起動します。

    [スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[Webツールのセットアップ]から、[WebAdminセットアップ]を選択します。

    説明: DTKBITMAP000054

  2. [WebAdminセットアップ]画面が表示されます。

    説明: DTKBITMAP000055

    何も変更せず[OK]ボタンをクリックしてください。


    説明: DTKBITMAP000056

    [はい]ボタンをクリックします。


  3. Symfoware の「WebDBToolsセットアップ」を起動します。

    [スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[Webツールのセットアップ]から、[WebDBtoolsセットアップ]を選択します。

    説明: DTKBITMAP000058


  4. [WebDBtoolsセットアップ]画面が表示されます。

    何も変更せず[OK]ボタンをクリックしてください。

    [はい]ボタンをクリックします。


  5. Symfowareのサービスの実行

    [スタート]-[管理ツール]-[サービス]を選択し、以下の3つのサービスを開始します。

    • Symfoware WAD ap

    • Symfoware WAD Web

    • Symfoware WDT


  6. Symfoware の「運用操作ツール」を起動します。

    [スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[運用操作ツールの起動]を選択します。
    スタートメニューに[Symfoware Server Enterprise Edition]-[運用操作ツールの起動]がない場合は、ブラウザを起動し以下のURLにアクセスして、Symfowareの「運用操作ツール」を起動してください

    http://localhost:Webサーバのポート番号/

    Webサーバのポート番号には、“[WebAdminセットアップ]画面が表示されます。”の手順で表示される[WebAdminセットアップ画面]の[Webサーバのポート番号]を指定してください。


    起動した運用操作ツールの[運用操作の開始 Symfoware WebAdmin]をクリックして、Symfowareの管理コンソールにログインします。


    Symfoware/RDBをセットアップするユーザー(Windowsアカウント)を指定します。ユーザIDは、Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーを、パスワードはユーザIDに指定したユーザーのパスワードを指定します。

    Windows Server(R)2008またはWindows Server(R)2008 R2については、Windowsで用意されている管理者(Administrator)でログインします。

    Symfowareの管理コンソールへのログイン方法の詳細は、“Symfoware Server Enterprise Edition  セットアップガイド”を参照してください。


  7. Symfowareの管理コンソールにログイン後、左側の[ツリー]で[DBサーバ]-[swdtk]-[環境]を選択し、右側のウィンドウで[通信設定]タブを選択し、以下の設定値を設定します。
    なお「ローカル接続数」については値を変更しないでください。

    • リモート接続数
      「10」を指定してください。

    • リモート接続で使用するポート番号
      スマートデバイス中継サーバが、統合管理サーバまたは管理サーバのデータベースに接続する際に使用するポート番号を指定します。
      「リモート接続で使用するポート番号」については、システム内でポートの重複が発生しないよう、使用されていないポート番号を指定してください。
      当マニュアルでは、ポート番号は「42050」で説明しています。
      なお、本ポート番号が“2.9.4 設定変更ツールを実行する”で設定するポート番号となります。


    設定後は、[設定]ボタンをクリックします。


  8. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。

    管理サーバの[サーバ設定ツール]から、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを起動します。

    [スタート]-[すべてのプログラム]-[ Systemwalker Desktop Keeper]-[サーバ]-[ サーバ設定ツール]で起動できます。

    起動時、「ユーザーID」と「パスワード」を問合せしますので、管理サーバ導入時に設定した「ユーザーID」と「パスワード」でログインします。

    説明: #2


    サーバ設定ツールが表示されるので、[サービス]-[サービスの停止]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。

    説明: #2


  9. Symfowareを再起動します。

    Symfowareの管理コンソールの左側の[ツリー]で[DBサーバ]-[swdtk]を選択し、右側のウィンドウで[RDB

    システム起動・停止]タブの[停止]ボタンをクリックし、停止します。


    停止後、再度、[RDBシステム起動・停止]タブを選択すると起動ボタンが表示されるので、[起動]ボタンをクリックして、再起動します。


    再起動後は、Symfowareの管理コンソールの左側の[ログアウト]を選択し、ログアウトした上でブラウザを閉じます。


  10. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。

    “8. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します”の手順で、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを表示し、[サービス]-[サービスの起動]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。


  11. ファイアウォールで、リモート接続に使用する接続用ポートを開放します。

    スマートデバイス中継サーバから、管理サーバのSymfowareデータベースへリモート接続を可能とするために設定したポート番号を、ファイアウォールの「例外」として登録し、ポートを開放します。

    開放するポート番号は、“管理サーバデータベースの公開設定を行なう”で設定した、「2.9.1 データベースの公開設定を行う(統合管理サーバ/管理サーバ)」(当マニュアルの例では42050)です。