スマートデバイス中継サーバから統合管理サーバまたは管理サーバのデータベースに接続するための設定を行います。
Systemwalker Desktop Keeperの統合管理サーバまたは、管理サーバで実施します。
Systemwalker Desktop Keeperの統合管理サーバまたは管理サーバの構築が終了してから実施してください。
ポイント
統合管理サーバおよび管理サーバと、スマートデバイス中継サーバの配置関係について
3階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは統合管理サーバへ接続するようにします。
統合管理サーバが存在しない2階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは管理サーバへ接続してください。詳細は1.2.1.4 スマートデバイス中継サーバの設置基準を参照してください。
Symfoware の「WebAdminセットアップ」を起動します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[Webツールのセットアップ]から、[WebAdminセットアップ]を選択します。
[WebAdminセットアップ]画面が表示されます。
何も変更せず[OK]ボタンをクリックしてください。
[はい]ボタンをクリックします。
Symfoware の「WebDBToolsセットアップ」を起動します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[Webツールのセットアップ]から、[WebDBtoolsセットアップ]を選択します。
[WebDBtoolsセットアップ]画面が表示されます。
何も変更せず[OK]ボタンをクリックしてください。
[はい]ボタンをクリックします。
Symfowareのサービスの実行
[スタート]-[管理ツール]-[サービス]を選択し、以下の3つのサービスを開始します。
Symfoware WAD ap
Symfoware WAD Web
Symfoware WDT
Symfoware の「運用操作ツール」を起動します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Symfoware Server Enterprise Edition]-[運用操作ツールの起動]を選択します。
スタートメニューに[Symfoware Server Enterprise Edition]-[運用操作ツールの起動]がない場合は、ブラウザを起動し以下のURLにアクセスして、Symfowareの「運用操作ツール」を起動してください
http://localhost:Webサーバのポート番号/
Webサーバのポート番号には、“[WebAdminセットアップ]画面が表示されます。”の手順で表示される[WebAdminセットアップ画面]の[Webサーバのポート番号]を指定してください。
起動した運用操作ツールの[運用操作の開始 Symfoware WebAdmin]をクリックして、Symfowareの管理コンソールにログインします。
Symfoware/RDBをセットアップするユーザー(Windowsアカウント)を指定します。ユーザIDは、Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーを、パスワードはユーザIDに指定したユーザーのパスワードを指定します。
Windows Server(R)2008またはWindows Server(R)2008 R2については、Windowsで用意されている管理者(Administrator)でログインします。
Symfowareの管理コンソールへのログイン方法の詳細は、“Symfoware Server Enterprise Edition セットアップガイド”を参照してください。
Symfowareの管理コンソールにログイン後、左側の[ツリー]で[DBサーバ]-[swdtk]-[環境]を選択し、右側のウィンドウで[通信設定]タブを選択し、以下の設定値を設定します。
なお「ローカル接続数」については値を変更しないでください。
リモート接続数
「10」を指定してください。
リモート接続で使用するポート番号
スマートデバイス中継サーバが、統合管理サーバまたは管理サーバのデータベースに接続する際に使用するポート番号を指定します。
「リモート接続で使用するポート番号」については、システム内でポートの重複が発生しないよう、使用されていないポート番号を指定してください。
当マニュアルでは、ポート番号は「42050」で説明しています。
なお、本ポート番号が“2.9.4 設定変更ツールを実行する”で設定するポート番号となります。
設定後は、[設定]ボタンをクリックします。
Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。
管理サーバの[サーバ設定ツール]から、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを起動します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[ Systemwalker Desktop Keeper]-[サーバ]-[ サーバ設定ツール]で起動できます。
起動時、「ユーザーID」と「パスワード」を問合せしますので、管理サーバ導入時に設定した「ユーザーID」と「パスワード」でログインします。
サーバ設定ツールが表示されるので、[サービス]-[サービスの停止]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。
Symfowareを再起動します。
Symfowareの管理コンソールの左側の[ツリー]で[DBサーバ]-[swdtk]を選択し、右側のウィンドウで[RDB
システム起動・停止]タブの[停止]ボタンをクリックし、停止します。
停止後、再度、[RDBシステム起動・停止]タブを選択すると起動ボタンが表示されるので、[起動]ボタンをクリックして、再起動します。
再起動後は、Symfowareの管理コンソールの左側の[ログアウト]を選択し、ログアウトした上でブラウザを閉じます。
Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。
“8. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します”の手順で、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを表示し、[サービス]-[サービスの起動]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。
ファイアウォールで、リモート接続に使用する接続用ポートを開放します。
スマートデバイス中継サーバから、管理サーバのSymfowareデータベースへリモート接続を可能とするために設定したポート番号を、ファイアウォールの「例外」として登録し、ポートを開放します。
開放するポート番号は、“管理サーバデータベースの公開設定を行なう”で設定した、「2.9.1 データベースの公開設定を行う(統合管理サーバ/管理サーバ)」(当マニュアルの例では42050)です。