NSオプション専用のサーバに、NSアプライアンス用の物理L-Serverを作成します。
なお、NSオプション専用のサーバが複数台ある場合、サーバの台数分の物理L-Serverを作成します。
図3.1 NSアプライアンス用の物理L-Server作成後のネットワーク構成例
GUIの場合
RORコンソールから作成します。
NSアプライアンス用の物理L-Server作成時に指定する値を説明します。
なお、説明していない項目については、任意の値を指定します。
項目 | 指定値 |
---|---|
テンプレート | "指定なし"を指定します。 |
サーバ種別 | "物理"を指定します。 |
イメージ | "NSオプション用クローニングイメージ"を指定します。 |
構成定義作成 | チェックを外します。 |
ネットワーク(NIC) | 管理LANだけを選択します。 NIC1とNIC2で冗長化します。 |
項目 | 指定値 |
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サーバ指定方法 | モデル名指定を選択し、"PRIMERGY BX924 S2"または"PRIMERGY BX924 S3"を指定します。 |
電源切断時のサーバ解放 | チェックを外します。 |
FCパス | "シングルパスモード"を指定します。 |
ブートモード | "通常"を指定します。 |
項目 | 指定値 |
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ディスク種別 | "SAN"を指定します。 |
ディスク | "100G×1"を指定します。 |
項目 | 指定値 |
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NIC/ネットワーク | 管理LANだけを選択します。 NIC1とNIC2で冗長化します。 |
IPアドレス(省略可) | 管理LAN用のIPアドレスを指定します。 |
指定項目の詳細および作成手順については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.2 個々のパラメーターを指定した物理L-Serverの作成」を参照してください。
コマンドの場合
rcxnetworkservice lserverコマンドでNSアプライアンス用の物理L-Serverを作成します。
コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。