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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 NSオプション 説明書
ServerView

2.1.1 サーバ台数

NSアプライアンスを使用するために必要となるサーバ台数は、次のように求めます。

  1. NSアプライアンスを利用するテナント数を設計します。

  2. 物理L-Serverを作成するサーバの仕様(CPU、メモリ容量、ディスク容量)からサーバごとに動作させるNSアプライアンスの数を決定し、手順1.で求めたテナント数分のNSアプライアンスを動作させるために必要なサーバ台数を決定します。
    なお、1台の物理サーバに対して、NSアプライアンスを最大10個まで動作させることができます。

サーバ台数の見積り例は以下のとおりです。

  • NSアプライアンスを利用するテナント数:6

  • 各サーバの仕様(共通)

    • CPU:インテルR XeonR プロセッサ L5609

    • メモリ容量10GB

    • ディスク容量:300GB

サーバに必要な仕様として、CPUおよびディスク容量に問題はありませんが、メモリ容量から換算すると、NSアプライアンスは最大3個まで作成できます。

NSアプライアンスを利用するナント数が6テナントあることから、NSアプライアンスを動作させるサーバは2台必要です。

サーバに必要な仕様の詳細については「1.4.2 物理L-Serverを構築するサーバに必要な仕様」を参照してください。

図2.1 必要なサーバ台数の見積り例