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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
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G.3.6 ファイアーウォールおよびサーバロードバランサー配備用(IPCOM EX INシリーズ向け)

サンプルスクリプトが想定する標準モデル構成を以下に示します。

図G.5 サンプルスクリプトの標準モデル構成(ファイアーウォールおよびサーバロードバランサー:IPCOM EX INシリーズ)


階層モデルでファイアーウォールおよびサーバロードバランサーをIPCOM EX INシリーズ一台で利用するシステムの場合、ファイアーウォールおよびサーバロードバランサーのルールセットを併用します。

標準モデル構成に沿った、本製品で提供するサンプルのルールセット名を以下に示します。

IPCOM EX INシリーズのサーバロードバランサー配備用

SLB_with_SSL-ACC--IPCOM1

サーバロードバランサー(SSLアクセラレーター機能を使用)にIPCOM EX INシリーズを利用するシステム向け

対応モデル構成:全ての標準モデル

使用LANポート

併用するサンプルスクリプト(FW_of_3Tier_sys_inc_SLB--IPCOMn)で決まります。

SLB_without_SSL-ACC--IPCOM1

サーバロードバランサー(SSLアクセラレーター機能なし)にIPCOM EX INシリーズを利用するシステム向け

対応モデル構成:全ての標準モデル

使用LANポート

併用するサンプルスクリプト(FW_of_3Tier_sys_inc_SLB--IPCOMn)で決まります。

n: 1~3の数字


IPCOM EX INシリーズのファイアーウォール配備用

FW_of_3Tier_sys_inc_SLB--IPCOM1

利用するモデルとして、IPCOMEX2000A_IN/2300_IN(LAN伝送路非二重化構成)を採用するシステム向け

対応モデル構成:標準モデル1

使用LANポート
  • 業務LAN用(センタースイッチ側)

    LAN0.0

  • 業務LAN用(L2スイッチ側)

    LAN0.1

  • 管理LAN用

    LAN0.3

  • 装置同期用

    LAN0.2

FW_of_3Tier_sys_inc_SLB--IPCOM2

利用するモデルとして、IPCOMEX2000A_IN/2300_IN(LAN伝送路二重化構成)を採用するシステム向け

対応モデル構成:標準モデル2

使用LANポート
  • 業務LAN用(センタースイッチ側)

    bnd0: LAN伝送路の二重化

    • LAN0.0

    • LAN1.0

  • 業務LAN用(L2スイッチ側)

    bnd1: LAN伝送路の二重化

    • LAN0.1

    • LAN1.1

  • 管理LAN用

    LAN0.3

  • 装置同期用

    LAN1.3

FW_of_3Tier_sys_inc_SLB--IPCOM3

利用するモデルとして、IPCOMEX2500_INを採用するシステム向け

対応モデル構成:標準モデル3

使用LANポート
  • 業務LAN用(センタースイッチ側)

    bnd0: LAN伝送路の二重化

    • LAN0.0

    • LAN1.0

  • 業務LAN用(L2スイッチ側)

    bnd1: LAN伝送路の二重化

    • LAN0.1とLAN0.2

    • LAN1.1とLAN1.2

    リンクアグリゲーション接続

  • 管理LAN用

    LAN0.3

  • 装置同期用

    LAN1.3