ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作では、インフラ管理者によってネットワークデバイスごとに用意されているスクリプトを実行することで、自動設定および運用操作を実現しています。
このときに、提供するサービスによって異なる設定や操作を行う必要がある場合、それぞれのパターンを1つのルールとして登録することで管理します。この管理の単位がルールセットです。
ルールセット単位にスクリプトなど登録するためのフォルダーをシステムで一意の名前で作成します。
ルールセット登録用フォルダーには、L-Platformテンプレート用とネットワークリソース用があります。
参考
"ベンダー名"、"装置名"、"モデル名"には、スクリプトを実行したいネットワークデバイスの"ベンダー名"、"装置名"、"モデル名"を指定してください。
ネットワークデバイスの"ベンダー名"、"装置名"、"モデル名"は、ネットワークデバイスのモデル定義(XMLファイル)で確認できます。
ネットワークデバイスのモデル定義については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「14.13 ネットワークデバイスのモデル定義」を参照してください。
なお、サンプルスクリプトをそのまま利用する場合の"ベンダー名"および"装置名"については、「表G.2 自動設定用のサンプルスクリプトを提供している装置名一覧」または「表G.9 運用操作用のサンプルスクリプトを提供している装置名一覧」の"ベンダー名"および"装置名"で確認できます。
"ルールセット名"のフォルダー名は、先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の名前にします。
なお、"ルールセット名"のフォルダー名は、サンプルスクリプトが本製品のインストール時に登録されるフォルダーを除き、以下のフォルダー配下で一意な名前にしてください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/
サンプルスクリプトがインストール時に登録されるフォルダーについては、「G.3 サンプルスクリプト(自動設定用)」および「G.4 サンプルスクリプト(運用操作用)」を参照してください。