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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

E.1.1 システム構成

ここでは、サーバ仮想化ソフトウェアとしてVMwareを利用する場合のシステム構成について説明します。


システム構成例

VMware ESXを利用する場合のシステム構成例は以下のとおりです。

図E.1 VMware ESXを利用する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


VMware ESXiを利用する場合のシステム構成例は以下のとおりです。

図E.2 VMware ESXiを利用する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


Auto Deployを利用してVMware ESXiを構築する場合のシステム構成例は以下のとおりです。

図E.3 Auto Deployを利用してVMware ESXiを構築する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。

注意

ラックマウント型サーバの構成例は、上記の図からシャーシとマネジメントブレードを削除した構成になります。


ネットワーク設定の簡易化

本製品では、L-Serverを作成する際のネットワーク設定を簡易化できます。

利用するハードウェア(ブレードサーバやラックマウント型サーバなど)や、L-Serverのネットワーク構成を冗長化する/しないによって設定する範囲が異なります。

詳細は、「2.2.7 ネットワークの簡易化」と「9.4 本製品でのネットワーク環境に対する事前準備作業」を参照してください。


ネットワーク構成

VMwareを利用する場合のネットワーク構成例は以下のとおりです。

図E.4 ネットワークリソースを用いたLANスイッチブレードと仮想スイッチの設定【VMware】

注意

  • VMwareの環境でL-Serverのネットワーク設定を自動的に行った場合、仮想スイッチと物理ネットワークアダプターをVMwareチーミングにより冗長化する構成になります。

  • 本製品は、スイッチモードまたはエンドホストモードの場合に、LANスイッチブレードの設定を行います。

  • 管理LANと業務LANは物理的に分けて構築してください。詳細は、「第9章 ネットワーク環境の決定と設定」を参照してください。

L-Server作成手順

以下の手順で、L-Serverを作成します。

図E.5 本製品導入の流れ

セットアップの事前準備については、「E.1 VMware」を参照してください。
インストールについては、「導入ガイド CE」の「第2章 インストール」を参照してください。
セットアップについては、「導入ガイド CE」の「C.2 VMware」を参照してください。
L-Serverの作成については、「導入ガイド CE」の「C.2.7 L-Server作成」を参照してください。

ポイント

  • VMware ESXを利用する場合

    エージェントとして、本製品のエージェント、およびServerView for VMwareエージェントをインストールしてください。

  • VMware ESXiを利用する場合

    エージェントとして、ServerView ESXi CIM Providerエージェントをインストールしてください。