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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

D.3.3 ETERNUSストレージを利用する場合

ここではETERNUSストレージの設定について説明します。


ETERNUSストレージの設定

本製品は、ESCに登録されたETERNUSだけ管理します。そのため管理対象のETERNUSをESCに登録してください。

ESCへの登録方法については、V14.2以降の「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。

ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド

URL: http://software.fujitsu.com/jp/manual/manualindex/P10000242.html

注意

  • 本製品では、ETERNUSのホットスペアの定義と、RAIDグループとTPPの定義は行いません。ETERNUSmgrなどを使用してホットスペアの定義と、RAIDグループとTPPの定義を事前に行ってください。

  • 本製品では、Fabric接続されたETERNUSのFC-CAポートへのアクセスパス設定をサポートしています。そのため、ETERNUSのFC-CAポートの接続形態の設定で"Fabric接続"を選択する必要があります。

  • 本製品はETERNUSのホストアフィニティを利用してサーバにLUNを認識させます。そのため、ETERNUSのFC-CAポートのアフィニティモードの設定は"ON"を選択する必要があります。


ファイバチャネルスイッチにETERNUSストレージを接続する場合

本製品はETERNUSのRAIDグループからディスクを切り出す際に、ESCに登録されたファイバーチャネルスイッチに対して1対1のWWPNゾーニングを設定します。そのため、ETERNUSに接続されたファイバーチャネルスイッチおよび当該ファイバーチャネルスイッチとカスケード接続されたすべてのファイバーチャネルスイッチをESCに登録する必要があります。

ESCへの登録方法については、V14.2以降の「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。

ファイバーチャネルスイッチは、ゾーニングが設定されていない場合があります。ゾーニングが設定されていない場合、1対1のWWPNゾーニングの設定ができない可能性があるため、必ず仮ゾーニングを設定してください。設定方法はESCのマニュアルを参照してください。


iSCSIブートのETERNUSストレージの場合

ストレージ管理製品などを利用して、以下を事前に定義してください。定義した情報は、iSCSIブートの操作コマンド(rcxadm iscsictl)を利用して、ディスクをリソースに登録してください。

注意

すでに登録済みのiSCSIブート情報が指定された場合、登録済みの情報はそのまま継続します。

登録内容を変更する場合、unregisterサブコマンドで削除後、registerサブコマンドで再登録します。

iSCSIブートの操作コマンド(rcxadm iscsictl)で登録する主な定義情報は、以下のとおりです。

詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「14.4.2 iSCSIブート情報」を参照してください。

ダイナミックLUNミラーリングを利用する場合

ダイナミックLUNミラーリングは、CCMと連携して筐体間コピーを行います。

本機能を利用する場合は、対象のETERNUSストレージで筐体間コピーが利用できるように設定してください。

設定方法は、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 Copy Control Module編」を参照してください。