ここでは、物理L-Serverを作成する場合のシステム構成について説明します。
前提条件
物理L-Serverを作成する場合、VIOMまたはHBA address renameを利用したI/O仮想化が必要です。
VIOMの詳細は、ServerView Virtual-IO Managerのマニュアルを参照してください。
HBA address renameについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.3 HBA address renameの設定」を参照してください。
VIOMとHBA address renameの利用は、物理L-Serverを構築する管理対象サーバのハードウェアによって異なります。
ブレードサーバ
VIOMを利用します。
ラックマウント型サーバ
HBA address renameを利用します。
上記以外のサーバを管理する場合は構築済みの物理サーバとL-Serverを関連付けしてください。構築済みの物理サーバとL-Serverの関連付けについては「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第18章 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付け」を参照してください。
注意
iSCSIブート環境を利用する場合、サーバ環境にVIOMが必要です。
VIOMによるI/O仮想化を利用したシステム構成例
VIOMによるI/O仮想化を利用して、L-Serverを構築する場合のシステム構成例は以下のとおりです。
ServerView Virtual-IO Managerを管理サーバにインストールしてください。
注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
HBA address renameによるI/O仮想化を利用したシステム構成例
HBA address renameによるI/O仮想化を利用して、L-Serverを構築する場合のシステム構成例は以下のとおりです。
HBA address rename設定サービス用サーバを用意してください。
注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
ネットワーク構成例
物理サーバをL-Serverとする場合のネットワーク構成例は以下のとおりです。