ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

D.1 システム構成

ここでは、物理L-Serverを作成する場合のシステム構成について説明します。


前提条件

物理L-Serverを作成する場合、VIOMまたはHBA address renameを利用したI/O仮想化が必要です。
VIOMの詳細は、ServerView Virtual-IO Managerのマニュアルを参照してください。

HBA address renameについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.3 HBA address renameの設定」を参照してください。

VIOMとHBA address renameの利用は、物理L-Serverを構築する管理対象サーバのハードウェアによって異なります。

上記以外のサーバを管理する場合は構築済みの物理サーバとL-Serverを関連付けしてください。構築済みの物理サーバとL-Serverの関連付けについては「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第18章 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付け」を参照してください。

注意

iSCSIブート環境を利用する場合、サーバ環境にVIOMが必要です。


VIOMによるI/O仮想化を利用したシステム構成例

VIOMによるI/O仮想化を利用して、L-Serverを構築する場合のシステム構成例は以下のとおりです。

ServerView Virtual-IO Managerを管理サーバにインストールしてください。

図D.1 VIOMによるI/O仮想化を利用して、SANストレージ環境でL-Serverを構築する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


図D.2 VIOMによるI/O仮想化を利用して、ETERNUS-iSCSIストレージ環境でL-Serverを構築する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


図D.3 VIOMによるI/O仮想化を利用して、NetApp-iSCSIストレージ環境でL-Serverを構築する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


HBA address renameによるI/O仮想化を利用したシステム構成例

HBA address renameによるI/O仮想化を利用して、L-Serverを構築する場合のシステム構成例は以下のとおりです。

HBA address rename設定サービス用サーバを用意してください。

図D.4 HBA address renameによるI/O仮想化を利用して、SANストレージ環境でL-Serverを構築する場合のシステム構成例

注) 必須ソフトウェアについては、「2.4.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。


ネットワーク構成例

物理サーバをL-Serverとする場合のネットワーク構成例は以下のとおりです。

図D.5 ネットワークリソースを用いたLANスイッチブレードの設定