ESCと連携する場合、ESCの設定を先に行います。運用サーバと管理対象サーバに接続されているファイバーチャネルスイッチとストレージ装置を、ESC上に登録します。
注意
ESCと連携する場合、本製品の予備サーバとして使用するサーバはESC上に登録しないでください。
登録後、物理サーバに搭載されているHBAのWWN、ストレージ装置に搭載されているCAのWWNを採取します。
ESCのクライアント画面で、登録されているサーバが持つHBAのWWNを採取します。
ESC上に登録されていないサーバについては、HBAカードの貼付されているシール、ドライバおよびユーティリティなどからWWNを採取します。
詳細は、各ストレージ製品のマニュアルを参照してください。
ESCのクライアント画面で、登録されているストレージが持つCAのWWNを採取します。
詳細は、各ストレージ製品のマニュアルを参照してください。
採取した結果を元に、サーバ側では物理サーバとHBAのWWN、ストレージ側ではストレージ装置のCAとWWNとの関係に反映します。
反映後、ストレージ側でHBAのWWNとストレージのCAのWWNとボリュームとの関係を定義し、システムを設計します。
マルチパス構成の場合、運用サーバまたは予備サーバとして構成する各サーバのHBAと、それに対応するターゲットCAの順番が、各々のサーバ間で一致するように設計します。
参考
ESCと連携する場合、管理対象サーバにHBAのポートが合計1~8ポート搭載されている構成をサポートしています。