ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

6.4 リソースプールの種別

ここでは、リソースプールの種別について説明します。

リソースプールには、以下の種類があります。

表6.3 リソースプール種別

リソースプール種別

概要

VMプール

新たなサーバ(VM)を作成する際に利用するVMホストを格納するリソースプールです。
異なるサーバ仮想化ソフトウェアのVMホストを格納できます。
また、サーバ仮想化ソフトウェアが混在したVMプールでは、L-Server作成時にVM種別を指定することで、適切なVMホストが選択され、L-Serverが作成されます。
複数のクラスタグループが同一のVMプールに登録されている環境で、L-Serverの移動(マイグレーション)を行った場合、同一のクラスタに所属しているVMホスト間だけ移動できます。

サーバプール

新たなサーバを作成する際に利用する物理サーバを格納するリソースプールです。

ストレージプール

以下のリソースを格納するリソースプールです。

  • 仮想ストレージリソース(RAIDグループ、アグリゲート、VMファイルシステム)

  • ディスクリソース(LUN、FlexVol、仮想ディスク)

以下のリソースは混在できます。

  • 仮想ストレージリソース

  • ディスクリソース

  • 異なるストレージ装置のリソース

ネットワークプール

以下のリソースを格納するリソースプールです。

  • ネットワークリソース(VLAN ID、外部接続ポートなどを定義)

  • ネットワークデバイス(ファイアーウォール)

  • ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)

アドレスプール

以下のリソースを格納するリソースプールです。

  • MACアドレス

  • WWN

イメージプール

以下のリソースを格納するリソースプールです。

  • 物理イメージリソース

    物理L-Serverから採取したクローニングイメージ

  • 仮想イメージリソース

    • 仮想L-Serverから採取したクローニングイメージ

    • VM管理製品でVMゲスト作成に用いるテンプレートを利用したイメージ