ここでは、テナントの運用形態について説明します。
テナントの運用形態には、以下の5パターンの運用形態が存在します。
パターン | テナントでリソースを隔離するか | グローバルプール/ローカルプールの利用 |
---|---|---|
a | テナントで隔離しない | グローバルプールだけで運用 |
b | テナントで隔離する | グローバルプールだけで運用 |
c | テナントで隔離する | ローカルプールだけで運用 |
d | テナントで隔離する | グローバルプールとローカルプールを併用 ローカルプールを優先して利用 |
e | テナントで隔離する | グローバルプールとローカルプールを併用 グローバルプールを優先して利用 |
(パターンa) テナントで隔離しない
グローバルプールを利用することでリソースを有効に活用できます。
(パターンb) テナントごとに隔離する(グローバルプールだけで運用)
リソースはグローバルプールに配置し、L-Platformはテナントに分けます。
パブリッククラウドを意識した運用ができます。
(パターンc) テナントごとに隔離する(テナントごとにローカルプールを作成して運用)
テナントごとにローカルプールを作成して運用します。テナントごとにリソースを割り当てるような運用形態です。
(パターンd) テナントごとに隔離する(グローバルプール、ローカルプールを併用し、ローカルプールを優先)
予備のリソースだけグローバルプールに配置します。業務の負荷が高い場合、予備のリソースを利用します。
(パターンe) テナントごとに隔離する(グローバルプール、ローカルプールを併用し、グローバルプールを優先)
パブリッククラウドを意識した運用ですが、サービスレベルの高いテナントは、ローカルプールを作成して、リソースを専有できます。