ここでは、テナントについて説明します。
複数の部門でリソースを共用する場合、部門間でお互いのリソースを隔離する一方で、増設や故障に備えたリソースは共通に利用したい場合があります。
組織や業務など業務形態に応じて、リソースの管理・運用を分割する単位がテナントです。
テナントには、L-Platformとテナントごとに専有されるリソースプールが格納されます。テナントごとに専有されるリソースプールがローカルプールです。
また、ローカルプールのほか、複数のテナント間で利用できるリソースを格納したリソースプールが存在します。このリソースプールがグローバルプールです。
ローカルプールとグローバルプールを使い分けることで、テナントによるリソースの隔離とリソースの有効活用を実現できます。
詳細は、「第6章 テナント、リソースプールの決定」を参照してください。
テナントの作成、変更、削除については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「第11章 テナント」を参照してください。