L-Platform内にサーバを作成します。起動ディスクに必要な初期コンテンツとして使用するディスクイメージIDは、必ず指定しなければなりません。リクエストメッセージはUTF-8を用いてエンコードされます。
対象のL-Platform内にSolarisコンテナのサーバが存在する、かつ、BladeLogicが存在しない場合、本APIは実行できません。
注意
物理サーバを作成する場合、設定するハードウェア装置の制約により、本APIは同時に2つまで実行できます。
2つ以上の物理サーバを作成する場合、時間間隔をあけて本APIを実行してください。
リクエストパラメーター
パラメーター名 | 項目 | 項目説明 |
---|---|---|
Version | 説明 | L-Platform APIのバージョンID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 固定。"2.0"を指定してください。 | |
Locale | 説明 | L-Platform APIと通信するための言語。ISO 639で規定されている言語コードを指定します。 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 以下から選択します。 | |
Action | 説明 | 実行するL-Platform APIの名称 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 固定。"CreateLServer"を指定してください。 | |
userId | 説明 | L-Platform APIを実行するユーザーID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 31文字以内 | |
orgId | 説明 | L-Platform APIを実行するユーザーのテナント名 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 32文字以内 | |
lplatformId | 説明 | L-Platform ID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 32文字以内 | |
lserverName | 説明 | サーバ名 |
型 | string UTF-8 | |
設定内容 | 85文字以内。ただし、< > &‘“ および改行は指定できません。 | |
serverType | 説明 | サーバタイプ |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 32文字以内 | |
[lserverType] | 説明 | サーバ種別 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 以下のどちらかを指定します。 ・Physical:物理サーバ ・Virtual:仮想サーバ 省略した場合はVirtualが指定されたものとして動作します。 | |
diskImageId | 説明 | ディスクイメージID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 32文字以内 | |
controlNetworkId | 説明 | 制御NICを接続するネットワークID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 物理サーバを作成する場合には、管理LANのネットワークIDを指定する必要があります。 controlNetworkId=network_id'xxx:xxx:xxx:xxx | |
[networkId] | 説明 | 制御NIC以外のネットワークID |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 複数のNICがある場合は、以下の形式で指定します。 networkId=network_1' 'network_2 また、IPアドレスを指定して配備する場合には、以下の形式で指定します。 networkId=network_1'xxx:xxx:xxx:xxx' 'network_2'xxx:xxx:xxx:xxx | |
[pool] | 説明 | VMプール、またはサーバプールのリソース名 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | テナントのプールを利用する場合、プール名はフルパスで指定する必要があります。 例:/tenantA/pool | |
[storagePool] | 説明 | ストレージプールリソース名 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | テナントのプールを利用する場合、プール名はフルパスで指定する必要があります。 例:/tenantA/pool | |
[cpuPerf] | 説明 | CPU性能。GHz単位で小数点第一位まで指定します。0.1以上、イメージで指定した最大値(指定していない場合は99999.9)までの値を指定してください。 |
型 | decimal | |
設定内容 | 0.1~99999.9 | |
[numOfCpu] | 説明 | CPU数 |
型 | int | |
設定内容 | 1以上。最大値はイメージごとに指定された値(指定していない場合はINTの最大値)です。 | |
[cpuReserve] | 説明 | CPU予約性能。0.0以上、cpuPerfまたはイメージで指定した最大値(指定していない場合は99999.9)までの値を指定してください。 |
型 | decimal | |
設定内容 | 0.0~99999.9 | |
[cpuShare] | 説明 | [VM種別がVMwareの場合] 物理サーバの場合は指定しても無視されます。 |
型 | int | |
設定内容 | [VM種別がVMwareの場合] 1~1000000 [VM種別がHyper-Vの場合] 1~10000 | |
[memorySize] | 説明 | メモリ量。GByte単位で小数点第一位まで指定します。0.1以上、イメージで指定した最大値(指定していない場合は99999.9)までの値を指定してください。 |
型 | decimal | |
設定内容 | 0.1~99999.9 | |
[memoryReserve] | 説明 | [VM種別がVMwareの場合] 物理サーバの場合は指定しても無視されます。 |
型 | decimal | |
設定内容 | [VM種別がVMwareの場合] 0.0~99999.9 | |
[memoryShare] | 説明 | [VM種別がVMwareの場合] 物理サーバの場合は指定しても無視されます。 |
型 | int | |
設定内容 | [VM種別がVMwareの場合] 0~1000000 | |
[macAddress] | 説明 | MACアドレスのアドレスセットリソース名。RHEL5-Xenの場合に指定可能です。省略時は設定ファイルで指定したデフォルト値が使用されます。その他の場合は指定しても無効になります。 |
型 | string ASCII | |
設定内容 | 32文字以内。ただし、< > &‘“ および改行は指定できません。 | |
[priority] | 説明 | 一括電源制御時の起動優先度。この値が小さなサーバから起動されます。 |
型 | int | |
設定内容 | 1~256 |
レスポンス
《ステータスコード》
正常に終了した場合に"200 OK"を返します。
《XML》
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CreateLServerResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com"> <responseMessage>[メッセージ]</responseMessage> <responseStatus>[ステータス]</responseStatus> <lserverId>[サーバID]</lserverId> </CreateLServerResponse>
《要素》
要素名 | 項目 | 項目説明 |
---|---|---|
CreateLServerResponse | 説明 | レスポンスの情報を持つ要素 |
型 | なし | |
出現回数 | 1 | |
responseMessage | 説明 | メッセージ。リクエストが正しく処理されたかどうかを表します。 |
型 | string UTF-8 | |
出現回数 | 1 | |
responseStatus | 説明 | ステータス。リクエストが正常に処理されたかどうかを表します。正常に処理された場合は "SUCCESS" が返却されます。それ以外の場合はエラーコードが返却されます。 |
型 | string ASCII | |
出現回数 | 1 | |
lserverId | 説明 | サーバID |
型 | string ASCII | |
出現回数 | 0または1 |
サンプルレスポンス
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CreateLServerResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com"> <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage> <responseStatus>SUCCESS</responseStatus> <lserverId>LSERVER000001</lserverId> </CreateLServerResponse>