イメージ情報は、以下の5つのページで情報を設定します。
イメージ選択ページ(新規作成時だけ現れるページです)
基本情報ページ
ソフトウェア選択ページ
パッチ情報ページ
構成確認ページ
なお、ここでは新規作成時に表示される画面を例にとって説明します。
[イメージ選択]ページでは、使用するクローニングイメージを選択します。
操作手順
[イメージ選択]ページでの操作手順は、以下のとおりです。
一覧からクローニングイメージを選択します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[基本情報]ページが表示されます。
[基本情報]ページでは、イメージ情報の基本的な情報を設定します。
項目説明
[基本情報]ページの項目について説明します。
イメージ情報名
イメージ情報の名前を85文字以内(<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
タイプ
登録されているL-Serverテンプレートを選択します。
モデル名を指定したL-Serverテンプレートは表示されません。物理L-Serverのイメージ情報を作成する場合は、モデル名を指定しないL-Serverテンプレートを事前に用意しておく必要があります。
用途
サーバの用途を以下から選択します。複数選択できます。
WEB:Webサーバ
AP :アプリケーションサーバ
DB :DBサーバ
ディスク容量
クローニングイメージに含まれるサーバのシステムディスクサイズを0.1~99999.9 GBの範囲内で指定します。
最大CPU数
L-Platform新規作成時に指定できる、CPU数の上限値を指定します。
1~登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。
[上限を設定しない]チェックボックスにチェックを入れた場合は、登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。
最大CPU動作周波数
L-Platform新規作成時に指定できる、CPU性能の上限値をGHz単位で指定します。
0.1~登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。
[上限を設定しない]チェックボックスにチェックを入れた場合は、登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。
最大メモリ容量
L-Platform新規作成時に指定できる、メモリ容量の上限値をGB単位で指定します。
0.1~登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。
[上限を設定しない]チェックボックスにチェックを入れた場合は、登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。
最大ディスク数
サーバに追加できるデータディスクの最大数を0~99の範囲内で指定します。
ただし、データディスク付きのイメージの場合、下限値はデータディスク番号の最大値になります。
最大ディスク容量
L-Platform新規作成時に指定できる、データディスクのディスク容量の上限値をGB単位で指定します。
0.1~登録されているストレージプールの上限値までの範囲で指定します。
ただし、データディスク付きのイメージの場合、下限値は付加されているデータディスクのうち最も大きいディスク容量になります。
[上限を設定しない]チェックボックスにチェックを入れた場合は、登録されているストレージプールの上限値が指定されたとみなされます。
最大NIC数
NIC数を1~99の範囲内で指定します。
初期パスワード
以下のユーザーのパスワードを85文字以内(<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
【Windows】
指定したパスワードがOSに設定されます。
省略可能です。省略した場合は、自動生成されます。
仮想化ソフトがVMwareの場合
ユーザー名がAdministratorのパスワードが設定されます。
仮想化ソフトがHyper-Vの場合
作成されるL-Serverに使用されるローカルの管理者アカウントのパスワードが設定されます。
仮想化ソフトがRHEL-KVMの場合
Administratorのパスワードを指定します。
ここで指定したパスワードはOSに設定されません。クローニングイメージで設定済みのパスワードと一致するパスワードを指定してください。
【Linux】
スーパーユーザーのパスワードを指定します。
ここで指定したパスワードはOSに設定されません。クローニングイメージで設定済みのパスワードと一致するパスワードを指定してください。
【Solaris】
指定したパスワードがOSに設定されます。
省略可能です。省略した場合は、自動生成されます。
初期パスワード (確認)
[初期パスワード]と同じ値を指定します。
リソースタグ
L-Platform新規作成時に、配備先のVMプール/サーバプールの選択肢として表示されるリソースを絞り込むための文字列を85文字以内(<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
VMプール/サーバプールのコメント欄の文字列内に、リソースタグに指定した文字列が含まれるリソースだけが選択肢として表示されます。
例
例) 以下のように指定した場合、/VMPool1および/VMPool2だけが選択肢と表示されます。
/VMPool1のコメント:web
/VMPool2のコメント:web
/VMPool3のコメント:ap
リソースタグ:web
操作手順
[基本情報]ページでの操作手順は、以下のとおりです。
イメージ情報の基本情報の各項目を設定します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[ソフトウェア選択]ページが表示されます。
ポイント
入力項目にエラーがある場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージが表示された場合は、エラーメッセージを参考に正しい設定に修正してください。
[ソフトウェア選択]ページでは、クローニングイメージで使用しているソフトウェアをイメージ情報に設定します。
操作手順
[ソフトウェア選択]ページでの操作手順は、以下のとおりです。
設定するソフトウェアのチェックボックスをチェックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
[パッチ情報]ページが表示されます。
ポイント
1つも選択されていない場合や複数選択されている場合は、エラーメッセージが表示されます。必ず1つ選択するようにしてください。
[パッチ情報]ページでは、ソフトウェアのパッチ情報の追加、変更、および削除をします。
以下に[パッチ情報]ページを示します。
画面説明
[パッチ情報]ページの画面について説明します。
ページ上部はソフトウェア情報またはパッチ情報の一覧が表示されます。
ページ下部は一覧でソフトウェア情報またはパッチ情報を選択したときに、選択した情報の詳細が表示されます。
ボタン説明
[パッチ情報]ページのボタンについて説明します。
パッチ情報の追加
パッチ情報を追加する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ページ上部の一覧よりパッチ情報を追加するソフトウェア情報またはパッチ情報を選択します。
[パッチ追加]ボタンをクリックします。
選択したソフトウェアまたはパッチ情報の下に、パッチ情報が追加されます。
ページ下部に追加するパッチ情報のコンポーネント名および説明を入力するフィールドが表示されるので、必要な項目を入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[構成確認]ページが表示されます。
項目説明
[パッチ]タブの項目について説明します。
パッチID
パッチIDを32Bytes以内(<,>,&,",'を除くASCII文字列)で指定します。
1つのソフトウェアに対して同一のパッチIDを複数設定できません。
デフォルトは'PATCH + "通し番号 (1から)"'です。
コンポーネント名
パッチを適用するコンポーネントの名前を85文字以内(<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
説明
パッチの説明を85文字以内(<,>,&,",'は指定不可)で入力します。
パッチ情報の変更
設定したパッチ情報を変更する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ページ上部の一覧より変更するパッチ情報を選択します。
ページ下部に選択したパッチ情報の詳細情報が表示されるので、必要に応じて情報を変更します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[構成確認]ページが表示されます。
ポイント
パッチ情報を変更した場合、変更した値の構文チェックが自動的に行われます。構文が正しい場合は、パッチ情報が変更されますが、構文エラーがあった場合は、エラーメッセージが表示され、変更前の値に戻ります。
パッチ情報の削除
パッチ情報を削除する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ページ上部の一覧より削除するパッチ情報を選択します。
[削除]ボタンをクリックします。
削除確認のメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
パッチ情報が削除されます。
[構成確認]ページでは、設定したイメージ情報を確認し、イメージ情報を新規作成、参照作成、または編集します。
操作手順
[構成確認]ページでの操作手順は、以下のとおりです。
表示されている内容に誤りがないか確認します。
誤りがあった場合は、[戻る]ボタンで戻り、正しい情報を設定します。
[作成]ボタンをクリックします。
イメージ情報が作成された旨のメッセージが表示され、イメージ情報が登録されます。
そして、[イメージ]タブの一覧画面が表示されます。
注意
[イメージ]タブの一覧画面が表示されたとき、テナント、OSおよび用途の絞り込み、並び順および選択状態はすべてリセットされます。