DBサービスを監視するために、DBサービスの状態表示機能があります。また、グループ単位のレプリケーションでの異常時の対処として、DBサービス管理情報のリセット機能があります。
ここでは、これらの機能について説明します。
DBサービスの状態監視
DBサービス管理情報のリセット
DBサービスの状態は、DBサービス状態表示コマンド(lxdspsvコマンド)で表示することができます。
ここでは、グループ単位のレプリケーションでのDBサービスの状態表示について説明します。詳細は、“6.34.3 lxdspsvコマンド”を参照してください。
なお、表単位のレプリケーションでのDBサービスの状態表示については、“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。
説明
DBサービスの状態を表示します。
操作方法
lxdspsv [ -s DBサービスグループ名 ] [ { -d | -r [ レプリケーショングループ名 ] } ]
DBサービスの管理情報をリセットします。
説明
グループ単位のレプリケーションでは、レプリケーション業務の格納処理中に異常が発生した場合、すでに格納が完了しているトランザクションを引き継いで業務を再開することができます。
すなわち、異常完了した格納処理のイベントから業務を再開すると、自動的に異常が発生したトランザクションから再開することができます。
しかし、異常の発生原因によっては、先頭のトランザクションから再開する必要があります。この場合は、DBサービス管理情報復旧コマンド(lxrstsvコマンド)を実行して、DBサービスの管理情報をリセットすることにより、先頭のトランザクションから再開することができます。
操作方法
lxrstsv -s DBサービスグループ名 [ -r レプリケーショングループ名 ] [ -f ]