ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.4.1 運用ガイド
Interstage

1.4.3 切替え

運用ノードで異常が発生すると、待機ノードに運用が切り替わります。また、パッチの適用やハードウェアのメンテナンスで、待機ノードに運用を切り替えることもあります。
運用ノードが切り替わった場合、運用に切り替わったノードのISIで以下の異常が発生していないかを確認し、必要に応じてリカバリ処理を行ってください。

非同期通信の異常

非同期通信においてメッセージ処理中に切替えが発生し、シーケンスが完了していない場合、ISI運用管理コンソールから、異常となったメッセージをリカバリします。

ポイント

非同期通信のリカバリは、コマンドからも実行できます。コマンドの実行方法は、“1.1.6 非同期通信のリカバリ”を参照してください。

ファイル転送の異常

ファイル転送に失敗したデータを再送できます。詳細は、“1.1.7 ファイル監視のリカバリ”を参照してください。

Interstage BPM Analytics連携の異常

Interstage BPM Analytics連携用のキューへのイベントデータの書込みが切替えにより失敗した場合、リカバリファイルをもとに、再度Interstage BPM Analytics連携用のキューに書き込むことができます。詳細は、“1.1.13 Interstage BPM Analytics連携の運用とリカバリ”を参照してください。