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Interstage Service Integrator V9.4.1 運用ガイド
Interstage

1.2.6 ログ管理

ISIのログを管理します。ログをダウンロードしたり、過去のログを削除したりできます。
ログファイルの名前、および形式は、“4.2 ログファイル”を参照してください。

[ログのダウンロード・削除]画面の画面例と項目について説明します。

図1.38 [ログのダウンロード・削除]画面(ISIサーバ名)の例

図1.39 [ログのダウンロード・削除]画面(Formatmanager)の例

表示・指定内容
対象

ダウンロード、または削除する対象をドロップダウンリストボックスから選択します。
なお、コマンドなどISIサーバに限定されないログは、「other」を選択してください。以下から選択します。

  • ISIサーバ名

    ISIサーバが管理するシーケンスログファイル、およびトレースログファイルを対象にします。

  • SOAPアダプタ名

    SOAPアダプタのシーケンスログファイル、およびトレースログを対象にします。

  • CORBAアダプタ名

    CORBAアダプタのトレースログを対象にします。

  • Formatmanager

    トランスレーションログファイルを対象とします。

  • .NET API  

    ISIサーバでクライアント機能を使用した場合に.NET APIを利用した時に出力されるトレースログファイルを対象にします。

  • other

    コマンドなどISIサーバに限定されないトレースログファイルを対象にします。

デフォルトは、「ESIServer」です。

シーケンスログ日付

[対象]欄でISIサーバを指定した場合に表示されます。
ダウンロードするシーケンスログファイルの日付を指定します。ISIサーバに存在する最新のシーケンスログをダウンロードするには、今日の日付を指定します。

トレースログバージョン

ダウンロードするトレースログのバージョンを選択します。
最新バージョンは、「0」です。

トランスレーションログバージョン

ダウンロードするトランスレーションログのバージョンを選択します。
最新バージョンは、「0」です。

ボタン操作
シーケンスログの[ダウンロード]ボタン

指定した日付ファイル名のシーケンスログファイルがテキスト形式でダウンロードされます。今日の日付を指定してダウンロードすると、ISIサーバに存在する最新のシーケンスログがダウンロードされます。[ファイルのダウンロード]画面が表示されますので、[保存]ボタンをクリックしてください。指定した日付のシーケンスログがない場合は、何もダウンロードされません。

プロセス多重で運用している場合は、指定日付のシーケンスログが複数ある場合があります。その場合は、以下のようなファイル一覧が表示されます。ダウンロードするファイル名をクリックしてください。

図1.40 指定日付のシーケンスログが複数ある場合の例

ファイル名

シーケンスログファイル名です。クリックすると、ダウンロードされます。[ファイルのダウンロード]画面が表示されますので、[保存]ボタンをクリックしてください。

サイズ(バイト)

シーケンスログファイルのサイズです。サイズが0(ゼロ)バイトの場合は、ダウンロードされません。

最終更新日時

シーケンスログファイルの最終更新日時です。今日の日付を指定した場合、[最終更新日時]が、「今日」ではない場合もあります。

トレースログの[ダウンロード]ボタン

指定したバージョンのトレースログファイルがテキスト形式でダウンロードされます。[ファイルのダウンロード]画面が表示されますので、[保存]ボタンをクリックしてください。指定したバージョンのログがないときは、何もダウンロードされません。

トランスレーションログの[ダウンロード]ボタン

指定したバージョンのトランスレーションログファイルがテキスト形式でダウンロードされます。[ファイルのダウンロード]画面が表示されますので、[保存]ボタンをクリックしてください。指定したバージョンのログがないときは、何もダウンロードされません。

ISIサーバが複数運用されている場合は、トランスレーションログが複数ある場合があります。その場合は、以下のようなファイル一覧が表示されます。ダウンロードするファイル名をクリックしてください。

図1.41 ISIサーバが複数運用されている場合の例

ファイル名

トランスレーションログファイル名です。クリックすると、ダウンロードされます。[ファイルのダウンロード]画面が表示されますので、[保存]ボタンをクリックしてください。トランスレーションログが存在しない場合は[-]が表示されます。

ISIサーバ名

ISIサーバの名前です。

サイズ(バイト)

トランスレーションログファイルのサイズです。

最終更新日時

トランスレーションログファイルの最終更新日時です。

[過去のログを削除]ボタン

[対象]欄で指定したサーバの、過去のシーケンスログ、トレースログ、およびトランスレーションログが削除されます。最新のログファイルだけが残ります。

注意

  • ディレクトリまたはファイルへのアクセス権限がないときは、何もダウンロードされません。システム管理者に対してディレクトリ、またはファイルのアクセス許可を設定してください。ログファイルの格納先は、“4.2 ログファイル”を参照してください。

  • ISIサーバのプロセス多重度を変更した場合、[過去のログを削除]ボタンをクリックしても、過去のシーケンスログが残る場合があります。このシーケンスログファイルが不要の場合は、削除してください。シーケンスログの出力位置は“4.2.1 シーケンスログ”を参照してください。