ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.4.1 運用ガイド
Interstage

1.1.2 停止

ISIを停止するには、以下の手順で行います。

停止の手順
  1. ファイル監視の停止

  2. キュー間転送の停止

  3. インバウンドのMQアダプタの停止

  4. MQD受信の停止

  5. CORBAアダプタの停止

  6. SOAPアダプタの停止

  7. ISIサーバの停止

  8. アウトバウンドのMQアダプタの停止

  9. MQD送信の停止

  10. Formatmanager変換機能の停止(ISIサーバ分離型の場合)

  11. MQDの停止

  12. Interstageの停止

  13. データベースの停止

ポイント

停止はInterstage運用グループに属するユーザ、またはシステム管理者で行うことができます。ただし、以下の操作は、必ずシステム管理者で行ってください。

  • キュー間転送の停止

  • MQDの停止

  • Interstageの停止

  • データベースの停止


  1. ファイル監視の停止

    ファイル監視の停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • Windowsのサービスから停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でファイル監視アダプタの状態表示を行い、対象のファイル監視アダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    Windowsのサービスからの停止方法

    [スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。

    • Interstage Service Integrator File Transfer Service

    ファイル監視のサービスが停止されます。

    コマンドを使用した停止方法

    esiftsstopコマンドを実行し、ファイル監視を停止します。
    esiftsstopコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。

    実行例

    esiftsstop
  2. キュー間転送機能の停止

    キュー間転送の停止方法には、以下の方法があります。キュー間転送の停止はシステム管理者で行ってください。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でキュー間転送の状態表示を行い、対象のキュー間転送サービスを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    mqdstpコマンドを実行し、キュー間転送を停止します。
    mqdstpコマンドの詳細は、Interstage Application Serverの“MessageQueueDirector 説明書”を参照してください。

    実行例

    mqdstp -s キュー間転送用のMQDシステム名

    ポイント

    キュー間転送用のMQDシステム名は、セットアップ定義ファイルの“QCTMQDSystemName”で指定します。デフォルトは、“MQDESI01”です。セットアップ定義ファイルについては、“ISI 導入ガイド”を参照してください。

  3. インバウンドのMQアダプタの停止

    インバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。

    実行例

    isstopwu ISIMQRcv_00001
  4. MQD受信の停止

    MQD受信の停止方法には、以下の方法があります。MQD受信の停止は、使用するメッセージキューごとに停止してください。MQD受信を停止すると、対応するメッセージキューのアクセス状態(受信状態)は、すべて“受信禁止”状態となります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQD受信の状態表示を行い、対象のMQD受信を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、MQD受信を停止します。
    isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

    実行例

    isstopwu ESIMQDRcvAdp_MQD001_QUE001
    isstopwu ESIMQDRcv_MQD001_QUE001
  5. CORBAアダプタの停止

    CORBAアダプタの停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でCORBAアダプタの状態表示を行い、対象のCORBAアダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、CORBAアダプタを停止します。
    isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

    実行例

    isstopwu ESICORBARcv
  6. SOAPアダプタの停止

    SOAPアダプタの停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でSOAPアダプタの状態表示を行い、対象のSOAPアダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、SOAPアダプタを停止します。
    isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

    実行例

    isstopwu ESISOAPServer
  7. ISIサーバの停止

    ISIサーバの停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でISIサーバの状態表示を行い、対象のISIサーバを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを使用してISIサーバの停止を行います。コマンドを使用してISIサーバを停止する場合はISIサーバとして関連付いている複数のワークユニットを停止する必要があります。

    ISIサーバに関連付くワークユニット(同期メッセージング構成)

    • ISIサーバ名

    ISIサーバに関連付くワークユニット(非同期メッセージング構成)

    • ISIサーバ名

    • ISIサーバ名_Outbound

    ISIサーバに関連付くワークユニット(互換モード)

    • ISIサーバ名_OrderUnit

    • ISIサーバ名

    ※必ずISIサーバ名_OrderUnitを先に停止してください。

    実行例(非同期メッセージング構成の場合)

    isstopwu ESIServer
    isstopwu ESIServer_Outbound
  8. アウトバウンドのMQアダプタの停止

    アウトバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。

    実行例(Oneway方式)

    isstopwu ISIMQSnd_00001

    実行例(RequestResponse方式)

    isstopwu ISIMQRes_00001
    isstopwu ISIMQReq_00001
  9. MQD送信の停止

    MQD送信の停止方法には、以下の方法があります。MQD送信の停止は、使用するメッセージキューごとに停止してください。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQD送信の状態表示を行い、対象のMQD送信を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    コマンドを使用した停止方法

    isstopwuコマンドを実行し、MQD送信を停止します。
    isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

    実行例

    isstopwu ESIMQDSnd_MQD002_QUE101
  10. Formatmanager変換機能の停止(ISIサーバ分離型の場合)

    Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合は、Formatmanager変換機能を停止します。
    Formatmanager変換機能の停止方法には、以下の方法があります。

    • ISI運用管理コンソールを使用して停止

    • Windowsのサービスから停止

    • コマンドを使用して停止

    ISI運用管理コンソールを使用した停止方法

    ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でFormatmanager変換機能の状態表示を行い、対象のFormatmanager変換機能を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

    Windowsのサービスからの停止方法

    [スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。

    • Formatmanager server service port=ポート番号

    Formatmanager変換機能のサービスが停止されます。

    コマンドを使用した停止方法

    fmtmgrstopコマンドを実行し、Formatmanager変換機能を停止します。
    fmtmgrstopコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。

    実行例

    fmtmgrstop
  11. MQDの停止

    mqdstpコマンドを実行し、MQDを停止します。MQD受信、MQD送信、および、非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用している場合、利用しているMQDを停止してください。

    実行例

    mqdstp -s MQDESI01

    mqdstpコマンドの詳細は、Interstage Application Serverの“MessageQueueDirector 説明書”を参照してください。

  12. Interstageの停止

    Interstageを以下の順で停止します。Interstageの停止はシステム管理者で行ってください。

    1. Interstageの停止

      Interstageを停止します。Interstageは以下のコマンドで停止します。

      isstop -f -s

      isstop -f

      isstopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

    2. JMXサービスの停止

      JMXサービスを停止します。[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。

      • Interstage Operation Tool

      JMXサービスを停止します。JMXサービスは以下のコマンドで停止します。

      ismngconsolestop

    ismngconsolestopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

  13. データベースの停止

    データベースを利用した運用を行っている場合はデータベースを停止してください。

    データベース停止方法の詳細についてはSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。

    1. Symfoware ServerのJDBCネーミングサービスの停止

      WindowsのサービスからSymfoware JDBC Naming Serviceを停止します。また、Symfoware Serverのネーミングサービスはシステム停止時に自動的に停止されます。

      killコマンドで、Symfoware ServerのJDBCネーミングサービスのプロセスを終了させてください。

      ps -ef | grep "fujitsu.symfoware." ……(a)
      kill -KILL pid
        (killコマンドに指定するpidは、(a)で求めたものを使用します。)
    2. RDBシステムの停止

      RDBシステムを停止します。RDBシステムは以下のコマンドで停止します。

      rdbstop

ファイル監視を停止すると、以下の機能は利用できません。

キュー間転送を停止すると、以下の機能は利用できません。

CORBAアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。

SOAPアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。

MQD受信を停止すると、以下の機能は利用できません。

MQD送信を停止すると、以下の機能は利用できません。

Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を停止すると、以下の機能は利用できません。

インバウンドのMQアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。

アウトバウンドのMQアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。