ISIを停止するには、以下の手順で行います。
ファイル監視の停止
キュー間転送の停止
インバウンドのMQアダプタの停止
MQD受信の停止
CORBAアダプタの停止
SOAPアダプタの停止
ISIサーバの停止
アウトバウンドのMQアダプタの停止
MQD送信の停止
Formatmanager変換機能の停止(ISIサーバ分離型の場合)
MQDの停止
Interstageの停止
データベースの停止
ポイント
停止はInterstage運用グループに属するユーザ、またはシステム管理者で行うことができます。ただし、以下の操作は、必ずシステム管理者で行ってください。
キュー間転送の停止
MQDの停止
Interstageの停止
データベースの停止
ファイル監視の停止
ファイル監視の停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
Windowsのサービスから停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でファイル監視アダプタの状態表示を行い、対象のファイル監視アダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。
Interstage Service Integrator File Transfer Service
ファイル監視のサービスが停止されます。
esiftsstopコマンドを実行し、ファイル監視を停止します。
esiftsstopコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。
実行例
esiftsstop
キュー間転送機能の停止
キュー間転送の停止方法には、以下の方法があります。キュー間転送の停止はシステム管理者で行ってください。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でキュー間転送の状態表示を行い、対象のキュー間転送サービスを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
mqdstpコマンドを実行し、キュー間転送を停止します。
mqdstpコマンドの詳細は、Interstage Application Serverの“MessageQueueDirector 説明書”を参照してください。
実行例
mqdstp -s キュー間転送用のMQDシステム名
ポイント
キュー間転送用のMQDシステム名は、セットアップ定義ファイルの“QCTMQDSystemName”で指定します。デフォルトは、“MQDESI01”です。セットアップ定義ファイルについては、“ISI 導入ガイド”を参照してください。
インバウンドのMQアダプタの停止
インバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。
実行例
isstopwu ISIMQRcv_00001
MQD受信の停止
MQD受信の停止方法には、以下の方法があります。MQD受信の停止は、使用するメッセージキューごとに停止してください。MQD受信を停止すると、対応するメッセージキューのアクセス状態(受信状態)は、すべて“受信禁止”状態となります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQD受信の状態表示を行い、対象のMQD受信を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQD受信を停止します。
isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ESIMQDRcvAdp_MQD001_QUE001 isstopwu ESIMQDRcv_MQD001_QUE001
CORBAアダプタの停止
CORBAアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でCORBAアダプタの状態表示を行い、対象のCORBAアダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、CORBAアダプタを停止します。
isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ESICORBARcv
SOAPアダプタの停止
SOAPアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でSOAPアダプタの状態表示を行い、対象のSOAPアダプタを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、SOAPアダプタを停止します。
isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ESISOAPServer
ISIサーバの停止
ISIサーバの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でISIサーバの状態表示を行い、対象のISIサーバを選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを使用してISIサーバの停止を行います。コマンドを使用してISIサーバを停止する場合はISIサーバとして関連付いている複数のワークユニットを停止する必要があります。
ISIサーバに関連付くワークユニット(同期メッセージング構成)
ISIサーバ名
ISIサーバに関連付くワークユニット(非同期メッセージング構成)
ISIサーバ名
ISIサーバ名_Outbound
ISIサーバに関連付くワークユニット(互換モード)
ISIサーバ名_OrderUnit
ISIサーバ名
※必ずISIサーバ名_OrderUnitを先に停止してください。
実行例(非同期メッセージング構成の場合)
isstopwu ESIServer isstopwu ESIServer_Outbound
アウトバウンドのMQアダプタの停止
アウトバウンドのMQアダプタの停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQアダプタの状態表示を行い、対象のMQアダプタを選択して停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQアダプタを停止します。
実行例(Oneway方式)
isstopwu ISIMQSnd_00001
実行例(RequestResponse方式)
isstopwu ISIMQRes_00001 isstopwu ISIMQReq_00001
MQD送信の停止
MQD送信の停止方法には、以下の方法があります。MQD送信の停止は、使用するメッセージキューごとに停止してください。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でMQD送信の状態表示を行い、対象のMQD送信を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
isstopwuコマンドを実行し、MQD送信を停止します。
isstopwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
実行例
isstopwu ESIMQDSnd_MQD002_QUE101
Formatmanager変換機能の停止(ISIサーバ分離型の場合)
Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合は、Formatmanager変換機能を停止します。
Formatmanager変換機能の停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して停止
Windowsのサービスから停止
コマンドを使用して停止
ISI運用管理コンソールの[起動/停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[起動/停止]画面でFormatmanager変換機能の状態表示を行い、対象のFormatmanager変換機能を選択して停止します。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。
Formatmanager server service port=ポート番号
Formatmanager変換機能のサービスが停止されます。
fmtmgrstopコマンドを実行し、Formatmanager変換機能を停止します。
fmtmgrstopコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。
実行例
fmtmgrstop
MQDの停止
mqdstpコマンドを実行し、MQDを停止します。MQD受信、MQD送信、および、非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用している場合、利用しているMQDを停止してください。
実行例
mqdstp -s MQDESI01
mqdstpコマンドの詳細は、Interstage Application Serverの“MessageQueueDirector 説明書”を参照してください。
Interstageの停止
Interstageを以下の順で停止します。Interstageの停止はシステム管理者で行ってください。
Interstageの停止
Interstageを停止します。Interstageは以下のコマンドで停止します。
isstop -f -s
isstop -f
isstopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
JMXサービスの停止
JMXサービスを停止します。[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。
Interstage Operation Tool
JMXサービスを停止します。JMXサービスは以下のコマンドで停止します。
ismngconsolestop
ismngconsolestopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
データベースの停止
データベースを利用した運用を行っている場合はデータベースを停止してください。
データベース停止方法の詳細についてはSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。
Symfoware ServerのJDBCネーミングサービスの停止
WindowsのサービスからSymfoware JDBC Naming Serviceを停止します。また、Symfoware Serverのネーミングサービスはシステム停止時に自動的に停止されます。
killコマンドで、Symfoware ServerのJDBCネーミングサービスのプロセスを終了させてください。
ps -ef | grep "fujitsu.symfoware." ……(a) kill -KILL pid (killコマンドに指定するpidは、(a)で求めたものを使用します。)
RDBシステムの停止
RDBシステムを停止します。RDBシステムは以下のコマンドで停止します。
rdbstop
ファイル監視を停止すると、以下の機能は利用できません。
ファイル転送機能
キュー間転送を停止すると、以下の機能は利用できません。
キュー間転送機能
CORBAアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。
CORBAを利用した受信
SOAPアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。
SOAPを利用した受信
MQD受信を停止すると、以下の機能は利用できません。
MQDを利用した受信
MQDと連携したメッセージ蓄積機能
MQD送信を停止すると、以下の機能は利用できません。
MQDを利用した送信
MQDと連携したメッセージ蓄積機能
注意
MQD受信のワークユニットが動作中に、対応するメッセージキューのアクセス状態(受信状態)を、“受信可能”からほかの状態にした場合、MQD受信のワークユニットは停止します。
Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型の場合はISIサーバ)を停止すると、以下の機能は利用できません。
FLATデータのフォーマット変換
インバウンドのMQアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。
WebSphere MQを利用した受信
アウトバウンドのMQアダプタを停止すると、以下の機能は利用できません。
WebSphere MQを利用した通信(Oneway方式/RequestResponse方式)