ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.4.1 解説書
Interstage

5.1.2 複数一般フォーマット

複数一般フォーマットとは、異なる一般フォーマットを複数個並べて、1つの一般フォーマットにするものです。
いくつかの一般フォーマットを登録する際に共通部分がある場合は、共通部分だけで1つの一般フォーマットを登録し、さらに残りをそれぞれ別に登録します。それらを組み合わせて1つの一般フォーマットを作成することにより、共通部分を何度も入力する必要がなるため、入力の負荷が削減されます。

図5.6 複数一般フォーマットについて

組み合わせるそれぞれの一般フォーマットは、“5.1.1 一般フォーマット”で説明した内容と同じです。

ポイント

  • 複数一般フォーマットは、共通のレイアウト定義を一元管理するためのものです。2レコードを一度にマージしながらトランスレーションする機能ではありません。

  • 複数一般フォーマット内に、同一の一般フォーマットを指定することはできません。

登録方法

[複数一般フォーマット登録]画面で、以下の内容を設定します。

複数一般フォーマットは、登録済みの一般フォーマットを組み合わせて定義します。
結合する一般フォーマットの「フラットID」を並び順に定義し、1つの複数一般フォーマットを「複数一般ID」で管理します。

図5.7 複数一般フォーマットの登録

図5.8 複数一般フォーマット登録の例

一般フォーマット登録で登録したフラットIDを、正しい順序に指定します。

複数一般フォーマットの登録方法の詳細は、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。