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Interstage Service Integrator V9.4.1 解説書
Interstage

2.4.14 ファイルベースでのシーケンス処理

シーケンス実行時の入出力データをファイルで扱うことができます。これを“ファイルベースのシーケンス処理”と呼びます。

ファイルベースでシーケンス処理を行うと、メモリに展開できないサイズのデータを処理できます。

条件分岐機能では、データタイプにFLATまたはヘッダを指定した場合のみ、ファイルベースでの処理に対応しています。

標準メディエータファンクションでは、以下のメディエータファンクションがファイルベースでの処理に対応しています。

注意

ファイルベースでシーケンス処理を行う場合、以下の注意事項があります。
*1:送信可能なサービスエンドポイントは、FTP送信だけです。
*2:ルーティング定義で指定可能なポジションアイテムは、FLAT形式だけです。
*3:同時に送信可能なサービスエンドポイントは、1つです。(同報送信はできません。)

また、ファイルベースでの処理に対応したユーザプログラムを作成し、実行することができます。

図2.45 ファイルベースでのシーケンス処理