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Symfoware Server V11.0.0 アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
Symfoware

3.2.1 TableAdapterを利用する場合

TableAdapter機能は、Visual Studio .NETのアドオン形式で提供します。

アドオン名は、“Symfoware Development Tools for .NET”(以降、SDT.NETと略します)です。

SDT.NETのアドオン登録は、sdtregisterコマンドで行います。

sdtregisterコマンドの詳細については、“付録D SDT.NETのアドオン登録”を参照してください。

手順

作業項目

説明

参照先

1

プロジェクトの作成

Visual Studioでアプリケーションのプロジェクトを作成します。

Microsoft社のVisual Studioのマニュアル

2

Symfoware .NET Data Providerのセットアップ

Visual StudioでSymfoware .NET Data Providerを使用できるようにします。

3.1.2

3

ユーザインタフェースの作成

アプリケーションのユーザインタフェースを作成します。

Microsoft社のVisual Studioのマニュアル

4

データソースの登録とデータ接続の作成

Visual StudioでSymfoware .NET Data Providerのデータソースの登録とデータ接続を作成します。

3.2.1.1

5

アプリケーションロジックの作成

アプリケーションロジックを作成します。

Microsoft社のVisual Studioのマニュアル

3.2.1.1 データソースの登録とデータ接続の作成

データソース構成ウィザードを使用したTableAdapterの作成方法は下記のとおりです。

Visual Studioから、データベースのデータ接続を作成します。

データソースの登録前に、データベースが構築されている必要があります。


  1. [データ]メニューの[新しいデータソースの追加]を選択し、[データソースの種類を選択]画面を表示します。
    [データソースの種類を選択]画面の[データベース]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  2. [データベースモデルの選択]画面の[データセット]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. [データ接続の選択]画面の[新しい接続]ボタンをクリックします。

  4. [データソースの変更]画面の[データソース]から“Symfoware Server”を選択し、[データプロバイダ]プルダウンメニューから“Symfoware .NET Data Provider”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

  5. [接続の追加]画面の[接続詳細]タブで接続先情報を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

  6. [データ接続の選択]画面で接続文字列を確認し、[はい。重要情報を接続文字列に含めます。]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    この画面で、新規の接続を作成することもできます。

    注意

    上記画面で“いいえ、重要情報を接続文字列に含めません。”を選択した場合、Visual Studioにより以下のエラーが表示されることがあります。

    次のエラーにより、データセットを読み込めませんでした。
    プロジェクトを使用できません。

    この場合は、“付録E 重要情報を接続文字列に含めない場合の対応方法”を参照し、対処してください。

  7. 接続文字列を、表示されている名前で保存します。この名前で問題ない場合は、[次へ]ボタンをクリックします。変更したい場合は、名前を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. TableAdapter生成用のテーブルまたはビューを選択し、[完了]ボタンをクリックします。


注意

  • ストアドプロシージャおよび関数は制限です。選択しても、ストアドプロシージャおよび関数がリストアップされません。

  • データソース構成ウィザードを利用してTableAdapterを生成後にSQL文を手動で変更する場合、入力したSQL文には別名を利用することはできません。