TableAdapter機能は、Visual Studio .NETのアドオン形式で提供します。
アドオン名は、“Symfoware Development Tools for .NET”(以降、SDT.NETと略します)です。
SDT.NETのアドオン登録は、sdtregisterコマンドで行います。
sdtregisterコマンドの詳細については、“付録D SDT.NETのアドオン登録”を参照してください。
手順 | 作業項目 | 説明 | 参照先 |
---|---|---|---|
1 | プロジェクトの作成 | Visual Studioでアプリケーションのプロジェクトを作成します。 | Microsoft社のVisual Studioのマニュアル |
2 | Symfoware .NET Data Providerのセットアップ | Visual StudioでSymfoware .NET Data Providerを使用できるようにします。 | |
3 | ユーザインタフェースの作成 | アプリケーションのユーザインタフェースを作成します。 | Microsoft社のVisual Studioのマニュアル |
4 | データソースの登録とデータ接続の作成 | Visual StudioでSymfoware .NET Data Providerのデータソースの登録とデータ接続を作成します。 | |
5 | アプリケーションロジックの作成 | アプリケーションロジックを作成します。 | Microsoft社のVisual Studioのマニュアル |
データソース構成ウィザードを使用したTableAdapterの作成方法は下記のとおりです。
Visual Studioから、データベースのデータ接続を作成します。
データソースの登録前に、データベースが構築されている必要があります。
[データ]メニューの[新しいデータソースの追加]を選択し、[データソースの種類を選択]画面を表示します。
[データソースの種類を選択]画面の[データベース]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データベースモデルの選択]画面の[データセット]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データ接続の選択]画面の[新しい接続]ボタンをクリックします。
[データソースの変更]画面の[データソース]から“Symfoware Server”を選択し、[データプロバイダ]プルダウンメニューから“Symfoware .NET Data Provider”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
[接続の追加]画面の[接続詳細]タブで接続先情報を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[データ接続の選択]画面で接続文字列を確認し、[はい。重要情報を接続文字列に含めます。]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
この画面で、新規の接続を作成することもできます。
注意
上記画面で“いいえ、重要情報を接続文字列に含めません。”を選択した場合、Visual Studioにより以下のエラーが表示されることがあります。
次のエラーにより、データセットを読み込めませんでした。 プロジェクトを使用できません。
この場合は、“付録E 重要情報を接続文字列に含めない場合の対応方法”を参照し、対処してください。
接続文字列を、表示されている名前で保存します。この名前で問題ない場合は、[次へ]ボタンをクリックします。変更したい場合は、名前を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
TableAdapter生成用のテーブルまたはビューを選択し、[完了]ボタンをクリックします。
注意
ストアドプロシージャおよび関数は制限です。選択しても、ストアドプロシージャおよび関数がリストアップされません。
データソース構成ウィザードを利用してTableAdapterを生成後にSQL文を手動で変更する場合、入力したSQL文には別名を利用することはできません。