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Interstage Information Storage リリース情報
Interstage

第1章 新機能

本章では、以前のバージョン・レベルより追加された機能を説明します。

表1.1 新機能一覧

項番

VL

分類

機能名

内容

参照マニュアル

1

V10.1.1

対応プラットフォームの追加

IPv6対応

IPv6のネットワーク環境でInterstage Information Storageを運用できます。

-

2

V10.1.0

ロード機能の強化

データの高圧縮機能

データ格納(dlofentryコマンド)において、gzip方式に加えて、データの高圧縮方式を追加します。

  • gzip圧縮方式

  • fjcx圧縮方式

これにより、従来のgzip方式より高い圧縮率でデータを格納できます(圧縮率はデータの内容によります)。

「解説書」

  • 3.2.1 ロード機能の概要

「運用ガイド」

  • 1.5 データを格納する

「コマンドリファンレンス」

  • 2.20 dlofentry

3

V10.1.0

添付ファイルの格納

データ格納(dlofentryコマンド)において、入力データファイルに紐付く添付ファイル(入力添付ファイル)を入力データファイルと同時に格納する機能を提供します。格納された入力添付ファイルは、蓄積添付ファイルと呼びます。

これにより、Excel,Wordといった文書や画像データなどテキストファイル以外のデータも入力添付ファイルとして格納できます。

「解説書」

  • 2.3 入力添付ファイルの形式

  • 3.2.1 ロード機能の概要

「コマンドリファンレンス」

  • 2.20 dlofentry

4

V10.1.0

入力データファイル名のアンダーライン対応

データ格納(dlofentryコマンド)において、入力データファイルの名前に、アンダーライン(_)が指定できます。

「解説書」

  • 2.2.6 入力データファイル名で指定可能な文字

「コマンドリファンレンス」

  • 2.20 dlofentry

5

V10.1.0

ロードアダプタ機能

画像ファイルまたは各種ドキュメントのファイルなど、任意のファイルから、Interstage Information Storageに格納するファイルを作成し、ロード機能と連携してInterstage information Storageに格納できます。格納したファイルは、API連携機能を利用して抽出できます。

「解説書」

  • 1.3.6 ロードアダプタ機能

「運用ガイド」

  • 付録C ロードアダプタ機能利用ガイド

「コマンドリファンレンス」

  • 2.22 iisloadadpt

6

V10.1.0

抽出機能の強化

抽出結果データの分割取出し

抽出結果データを指定のレコード数単位で分割してオブジェクトとして取得するAPIを提供します。
これにより、抽出結果データをファイル経由で取得する必要が無くなり、API連携機能の使いやすさが向上します。

「アプリケーション開発ガイド」

  • 第2章 アプリケーションの開発

「Java APIリファレンス」

7

V10.1.0

蓄積添付ファイルの抽出

API連携機能において、蓄積添付ファイルを取り出す機能を提供します。

「アプリケーション開発ガイド」

  • 2.2.3.3 蓄積添付ファイルを取得する

「Java APIリファレンス」

8

V10.1.0

資源管理機能の強化

蓄積添付ファイルの管理

格納された入力添付ファイルを、蓄積添付ファイルとして保管します。
蓄積データファイルと蓄積添付ファイルとの関係を資源管理機能で「管理レコード」として登録することで、蓄積添付ファイルに対して以下の運用操作ができます。

  • 登録状態の表示(dcccatコマンド,iiscatコマンド)

  • データの不整合チェック(dcccheckコマンド)

  • 蓄積添付ファイルの削除(dccdeleteコマンド)

「解説書」

  • 3.4.1 資源管理機能の概要

「コマンドリファンレンス」

  • 2.1 dcccat

  • 2.2 dcccheck

  • 2.3 dccdelete

  • 2.21 iiscat

9

V10.1.0

資源管理情報の参照

資源管理に登録されている管理レコードの情報を表示するコマンドを提供します。
以下の情報を表示できます。

  • 定義済みのカテゴリ名の一覧表示

  • 資源管理に登録されている情報(ファイル名、CPMキーの値、ファイルの状態など)の一覧表示

「コマンドリファンレンス」

  • 2.21 iiscat

10

V10.1.0

更新日時による不整合チェック

データの不整合チェック(dcccheckコマンド)において、更新日時を指定してチェックできます。

「コマンドリファンレンス」

  • 2.2 dcccheck

11

V10.1.0

可用性

フェイルオーバ機能

制御サーバセットのフェイルオーバ機能を提供します。

これにより、制御サーバセットで障害が発生した場合、システムが停止する時間を短く抑え、運用を再開できます。

「解説書」

  • 1.3.5 フェイルオーバ機能

12

V10.1.0

対応プラットフォームの追加

RHEL6対応

基本ソフトウェアに、以下を追加します。

  • Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)

「導入ガイド」

  • 3.1 基本ソフトウェア

13

V10.1.0

Java実行環境の64ビット対応

IISクライアントのJava実行環境として、64ビットに対応します。

「導入ガイド」

  • 3.2 関連ソフトウェア