Interstage Information Storageでは、システム障害に備えて資源を定期的にバックアップしておく必要があります。
また、以下に示す異常発生時に迅速にリカバリすることも重要な作業になります。
バックアップした資源に異常が発生した場合
コマンドが異常終了した場合
データ格納やカテゴリ定義などの操作を誤った場合
システム障害に備えてバックアップしておく必要がある資源を、以下に示します。
資源名 | 運用中の資源配置位置(注1) | 内容 | バックアップ契機 | 参照箇所 |
---|---|---|---|---|
DSS管理パーティション | 共用ディスク | DSSファイルシステムの管理情報を保持している領域 | ファイルシステムの設定・変更時 | |
蓄積データファイル(注3) | 共用ディスク | Interstage Information Storage に格納されているファイル | 定期実行 | |
資源管理 | 制御サーバセット | Interstage Information Storage で管理しているカテゴリおよびカテゴリに登録されている蓄積データファイルの情報 |
| |
抽出制御動作環境定義ファイル | 制御サーバセット | 抽出制御プロセスの動作を定義した設定ファイル | 抽出制御プロセスの設定変更時 | |
データ抽出エージェント動作環境定義ファイル | 抽出サーバセット | データ抽出エージェントおよびデータ抽出セルの動作を定義した設定ファイル | 設定変更時 | |
資源管理動作環境定義ファイル | 制御サーバセットおよび ロードサーバセット | 資源管理常駐プロセス、ロードコマンド、その他資源管理コマンドの動作を定義した設定 | 設定変更時 | |
カテゴリ定義情報 | クライアントPC | カテゴリ定義画面が管理しているカテゴリ定義情報 | カテゴリ定義の更新時 |
注1) マルチサーバ構成の場合の配置です。
注2) オールインワン構成の場合は、資源がありません。
注3) 蓄積添付ファイルがある場合も同様です。