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Interstage Information Storage 運用ガイド
Interstage

1.3.4 抽出サーバセットの停止

以下の手順で、抽出サーバセット内のプロセスを停止します。

1.3.4.1 データ抽出エージェントの停止

抽出サーバセット(抽出サーバ)において、データ抽出エージェントの停止は、抽出サーバでdeagtstopコマンドを実行します。

deagtstop <Enter>

参照

deagtstopコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。


1.3.4.2 DSSクライアントの停止

抽出サーバセット(抽出サーバ)において、蓄積データファイルおよび抽出結果中間ファイルの格納先となるDSSファイルシステムをアンマウントします。

DSSファイルシステムのアンマウントにはumount(8)を使用します。

umountコマンドを実行する前に、DSSファイルシステムにアクセスしているプロセスがないことを、fuserコマンドを使用して確認してください。


/sbin/fuser -c /mnt/fs1 <Enter>
/mnt/fs1:          10375c 10376c

上記の例では、プロセスID の 10375 10376 が/mnt/fs1を使用中であることを示しています。

使用しているすべてのプロセスを停止させた後で、アンマウントを実行してください。


複数のDSSファイルシステムを使用している場合は、すべてのDSSファイルシステムをアンマウントしてください。


マウントポイント/mnt/fs1をアンマウントする

umount /mnt/fs1 <Enter>

すべての DSSファイルシステムがアンマウントされていることを、mountコマンドを使用して確認します。


mount <Enter>
/dev/sda2 on / type ext3 (rw) proc on /proc type proc (rw) sysfs on /sys type sysfs (rw) devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) /dev/sda1 on /boot type ext3 (rw) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw) none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw) fs2 on /mnt/fs2 type sfcfs (rw)

sfcfs が存在している場合は、アンマウントできていないファイルシステムが存在します。

上記の例では、/mnt/fs2がアンマウントされていません。アンマウントをしてください。


DSSファイルシステムのアンマウントが完了したら、DSS クライアントのカーネルモジュールをアンロードします。

/sbin/rmmod sfcfs <Enter>